こんにちは、もぶ(@mob_gaming_jp)です。
昔からゲームを遊んでいる人にとって、パーティーゲームとして名前が上がる作品の一つに”桃鉄”こと『桃太郎電鉄』があると思います。
そんな桃鉄シリーズの最新作、『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~(桃鉄Switch、スイッチ版桃鉄)』が昨年11月に発売されました。
オンラインプレイに対応した4年ぶりの新作&コロナによる巣篭もり需要の影響で、ものすごく売れている本作。
もちろん私も発売日から遊んでいるので、今回はそんな桃鉄Swtichの感想・評価をまとめていきたいと思います!
ポイントを3秒で解説!
マルチプレイが最高に楽しい
離れていてもオンラインで遊べる
絵の違和感は最初だけ
桃鉄Switchの概要|こんなゲーム
ジャンル | パーティー・ボードゲーム・すごろく |
開発 | コナミ |
販売 | コナミ |
対応ハード | Nintendo Switch |
発売日 | 2020/11/19 |
価格 | 6,930円(税込) |
公式サイト | https://www.konami.com/games/momotetsu/teiban/ |
以下Amazonの商品説明より引用。
・「桃太郎電鉄シリーズ」の完全新作が4年振りにNintendo Switchに登場!
・オンライン対戦にも対応:近くの友達と1台のSwitch本体や複数の本体で遊べるだけでなく、離れた友達といつでも桃鉄が遊べるオンライン対戦も搭載。
・新要素がてんこ盛り! :新駅や新物件をはじめ、新規カードや新たなゲストボンビーも登場。その土地ならではの名産怪獣や歴史ヒーローなど日本各地のイベント盛りだくさん!
桃鉄こと桃太郎電鉄を全く知らない人のために簡単に説明すると、桃鉄とは日本各地(一部海外も)を舞台としたすごろくゲームです。
プレイヤーはさいころを振りながら決められた目的地を目指して電車を走らせます。その道中で止まった駅で物件を購入することで毎年やってくる決算の収益があがり、最終的に決められた年数内で総資産(持ち金+物件)が多かったプレイヤーが勝利するというルール。
言葉にすると難しく感じますがやってみると簡単で、またテクニック的なものはあるにせよ多くは運で勝利が決まるため、初心者から上級者まで一緒にプレイできるのが大きな魅力となっています。
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桃鉄Swtichの感想・印象に残ったポイント
では実際に桃鉄Swtichをプレイしてみての感想を、印象に残った点を中心に書いていきたいと思います。
ちなみに私のプレイ時間はトータル20時間ほど、シングルプレイ・マルチプレイ(フレンド招待)を両方体験済みという状況です。
桃鉄のシリーズ自体はうろ覚えですがスーファミ版を当時めちゃくちゃやっていて、その後はXbox360版をちょっとやった感じ。なので桃鉄に触るのはもの凄く久しぶりです。
みんなで遊ぶのが最高に楽しい
桃鉄といえばやっぱりマルチプレイ。今作もこれまで同様最大4人でのプレイに対応していて、白熱のすごろくが展開されます。
お金持ちだったのにスリの銀次に全額取られたり、ぶっとびカードがあらぬ方向に飛んでいったり、ボンビーのなすりつけ合いが起こったり・・・。
人数が増えるほどいろんな可能性が出てきて、ゲームがより一層楽しくなります。そして一緒に遊んでいるメンバーの反応を見るのがまた楽しい(笑)
半面、シングルプレイはやっぱり微妙です。微妙というか、ゲーム内容自体は変わりませんがみんなでわちゃわちゃ遊んでこその桃鉄なので、一人でCPU相手にプレイしても反応が帰って来ない&行動がワンパターンなので楽しさが半減しちゃうんですよね。
離れていてもオンラインで遊べる、ただしラグが起こる
これまでの桃鉄にありそうでなかったオンライン対戦が、今作でついに実装されました。
これによって離れていたところにいる友人とも簡単に遊べるように。最近はコロナで外出しづらくなっているので、この機能はかなり嬉しいですね。
ただ、プレイ中に画面がプチフリーズしたりラグが起きたりといったことがちょくちょくあったのは気になりました。
おそらくこれはスイッチ版桃鉄のオンライン対戦方式がサーバーを介さないP2P方式だからだと思います。P2Pだと人数が増えるほど端末間のやり取りが増えてラグが増えるので・・・。
あと私はLANアダプターで有線接続していますがSwitchは基本ネットが無線接続(WiFi)ですし、メンバー間のSwitchとSwitch Liteの違いでもラグが発生しているかもしれません。
とはいってもゲームの基本的な楽しさは変わりませんし、離れた相手と気軽に遊べるのは大きなメリットですよね!
もちろん従来どおり一つの端末+ソフトにコントローラーを接続した最大4人でのオフラインプレイにも対応していますし、本体+ソフトを持ち寄ってのプレイも出来ます。試したことがないのでこの場合のラグなどはわかりません。
ネット対戦は自動マッチング機能が無い
オンラインプレイ時にはプチフリやラグなどがあると解説しましたが、残念なお知らせがもう一つ。それは現段階では(おそらく今後も)、ネット対戦の自動マッチング機能が無いということです。
桃鉄スイッチ版のオンラインプレイは、基本的にはフレンドと行うもの。フレンド以外とのプレイもできますが、その場合はリーダーとなる人がパスワードを設定して部屋を立て、そこにアクセスする形となります。
そのため、見ず知らずの人とプレイするにはまずその人がツイッターなどで部屋を公開し、それを元に参加しなければなりません。
よくあるボタン一つで参加できるパブリックマッチ、ランダムマッチのようなオンライン対戦モードは無いんですね。
ただ、そもそも発売日時点ではSwitchのフレンド以外の人とはオンラインで遊べないようになっていたところ、その後のアップデートでフレンド以外の人ともオンライン対戦ができるように変わったので、今後何かしら改善が行われる可能性はあります。
サーバーを使ってのマッチングシステムはコストがかかるのでやらないと思いますが、今よりももっと使いやすくなってくれると良いですね。
スタンプ機能で感情表現がしやすい
私は今作の桃鉄はDiscordやLINEなどのツールでVC(ボイスチャット)を行いながらゲームを遊ぶことが多いんですが、中には家の事情だったり話すのが苦手だったりでVCを使わない人もいると思います。
そうなると桃鉄の楽しさが半減しそうな感じもするんですが、そこもちゃんと考えられていて、今作にはスタンプ機能が実装されています。
この機能により、VCができない環境でも楽しくコミュニケーションを取ることができるんですよね。
しかもこのスタンプ、マルチプレイを終えるごとに毎回新しいスタンプがランダムで手に入るガチャガチャ要素まであります。
これによってクリア後にもお楽しみがあり、また次も遊びたくなる気持ちにさせてくれます。
新カード、新ボンビーなどの新しいワクワク要素
4年ぶりの新作ということで、オンライン対戦やスタンプ以外にも新しい要素がたくさんあります。
新駅、新カード、新ボンビー、そしてご当地キャラのようなモンスターが登場するイベントシーンなどなど。特にボンビーに関してはこれまで最強だったキングボンビーを凌ぐ、超凶悪なボンビーまでいるという・・・(笑)
なので初めて遊ぶ人はもちろん、これまでのシリーズに慣れている人でもまた新しい気持ちで楽しめるのではないでしょうか。
それと物件も現代のものを反映していて、中にはコメダ珈琲などの実名物件も。これにより地元の人が思わずニヤッとしてしまうのはもちろん、コロナ渦でなかなか旅行などが厳しい状況でもオンライン観光気分で楽しむことができます。
ちなみにコメダ珈琲は利益率200%の美味しい物件です。
絵の違和感は最初だけ
今作から大人の事情で絵柄がガラッとかわってしまったわけなんですが、やっぱり長年定着したイメージがあったので最初は違和感ありまくりでした。
ですがそれも最初だけで、遊んでるうちに慣れてきて今は気にならなくなっています。
実際、「絵柄が合わないから買わない」という意見もネット上に多く見られましたが、結局は巣ごもり需要も相まって250万本以上というシリーズ最高売上を記録しましたしね。
むしろ初めて遊ぶ若い世代の人たちには、今の絵柄のほうが合っていると思いました。なので絵柄で心配するというか買わないのは損ですよ!
桃鉄Swtichの感想まとめ
ということで今回は大好評発売中のスイッチ版桃鉄こと『桃太郎電鉄 ~昭和 平成 令和も定番!~』をレビューしてみました。
桃鉄Swtichの感想・レビューをまとめるとこんな感じ。
ここがGOOD!
- みんなでワイワイ遊ぶのが最高に楽しい
- ついに待望のオンライン対戦が実装
- 新キャラ、新カード、新物件が追加
ここがイマイチ
- オンラインの自動マッチングは今の所なし
- プレイ中のラグが気になる
また桃鉄Swtichは以下のような人におすすめです。
こんな人におすすめ
- 桃鉄シリーズが好きな人
- みんなで盛り上がれるパーティーゲームを探している人
- 実力差があまり関係ない、カジュアルなゲームがしたい人
ということで今回は昨年12月ついにリリースされた期待の超大作、桃鉄Swtichの感想を記事にしてみました。
発売前から絵柄が違うことに対する批判的な意見もありましたが、いざプレイしてみるとそこにはやっぱり桃鉄らしい楽しさがたくさん詰まった作品に仕上がっていました。
特にオンライン対戦の機能はやっぱり良いです。逆になぜ今までなかったのか。
自分は今作の前はXbox360版をプレイしたことがありますが、PS2時代ならまだしもPS3・360時代でネット対戦機能がついていませんでしたからね・・・。
今の時代なんてSNSも普及してますしスマホでネットゲームするのすら普通なので、この機能は今後も標準で付けてほしいところです。
もちろんラグや自動マッチングが無いという問題点もあったんですが、それを上回る楽しさがオンラインプレイにはありました。
あとスタンプ機能もコミュニケーションが取りやすくて素晴らしいとおもったんですが、おすすめは断然VCを使ってのプレイです。
やっぱり桃鉄はみんなでワイワイ喋りながらやるのが最高!「うわー貧乏神つけられたー!」とか、「ぶっとびカード行きすぎ!戻ってええええ!」とか、人間関係が壊れるくらいの波乱はちゃめちゃな展開になってそのリアクションが見れるほうが楽しい。
ちなみに桃鉄は旬がないゲームでいつでも楽しめるので、プチフリ・ラグなどの不具合が心配で買うのを迷っている人は改善(されるかわかりませんが)されてから購入するのもありだと思います。
ただし中古でも値段が下がりにくいシリーズなので、どうせなら早いうちから買ってアプデも含めて楽しむのがおすすめですよ!
最後までご覧いただきありがとうございました!もぶ(@mob_gaming_jp)でした。
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