Amazonや楽天などのECサイトはもちろん、最近では大手家電量販店でも取り扱いされているゲーミング周辺機器ブランドBIGBIGWON(ビッグビッグウォン)。
そんなBIGBIGWONから、なんと当社初となる完全ワイヤレスイヤホン【BIGBIGWON HALO BUDS(A1)】が登場しました!今回メーカー様から早速実機の方ご提供頂いたので、レビューしていきたいと思います。
先に結論を言うと、HALO BUDSは価格・機能・デザインのバランスが良いワイヤレスイヤホンとなっていました。
一部最近のトレンド機能が非搭載だったりもしますが全体的にはコスパに優れて魅力的な製品だったので、機能・性能だけじゃなく見た目にもこだわってワイヤレスイヤホンを選びたいという人は是非参考にしてみてください!
ポイントを3秒で解説!
おしゃれで個性的なスケルトンデザイン
アクティブノイズキャンセリング+低遅延モード搭載
マルチポイント接続やイコライザーには非対応
HALO BUDSの概要|こんな製品
今回紹介する商品はこちら。
製品名 | HALO BUDS A1 |
ブランド | BIGBIGWON |
Bluetooth バージョン | 5.3 |
ドライバー構成 | 10mmドライバー |
再生可能時間 | 6時間(+充電ケース25時間) |
充電ポート | USB-C |
イヤホンタイプ | カナル型 |
操作タイプ | タッチセンサー式 |
対応コーデック | SBC/AAC |
製品サイズ | 10 x 9.2 x 3.7 cm |
製品重量 | 100 g |
主な機能 | アクティブノイズキャンセリング(ANC)、ゲームモード(低遅延)、片耳使用可 |
価格 | 5,599円 |
公式サイト | https://jp.bigbigwon.com/ |
HALO BUDSは、PCやSwitch向けの多機能プロコン・ゲームパッドの販売で知られているBIGBIGWONから登場した、新作の完全ワイヤレスイヤホン。
スケルトンカラーが目を引く個性的なデザインが特徴で、パープルを含む2色で展開されています。
また機能面もこの価格帯でアクティブノイズキャンセリングが搭載されている他、低遅延になるゲームモードが搭載されているなど優れた製品に仕上がっています。
バッテリーもイヤホン単体で6時間、ケースは4~5回充電できる容量を搭載しているので、外出など長時間の利用でも問題なく使うことができるのもポイントです。
HALO BUDSの外観
ということで早速商品の方見ていきましょう。
パッケージ開封〜本体・付属品
パッケージはこんな感じ。
白いカラーにBIGBIGWONらしいオレンジのカラーが映えるデザインです。
スライドさせると中身が登場。
ケース&本体を持ち上げると、底に説明書がありました。
手前の箱には充電ケーブルやイヤーピースが。
セット内容はこんな感じです。
TRUEFREE 01のセット内容
- HALO BUDS ワイヤレスイヤホン 本体(+充電ケース)
- 充電ケーブル
- 交換用イヤーピース
- 取扱説明書
イヤーピースは標準でついているものとは別サイズがそれぞれ2種類付属。
充電ケーブルは短いものが付属。
長さは約30cmくらいと短いので、他のケーブルを用意するのがおすすめです。
こちらは説明書。
説明書には残念ながら日本語の説明がありませんでした。
ただ、この製品は後述しますがペアリングが自動のため、基本的な操作方法だけを覚えてしまえば特に問題にはならないと思います。
一応操作方法を以下にまとめておきます。
左イヤホン | 右イヤホン | |
1タップ | 音量ダウン 着信をとる |
音量アップ 着信をとる |
2タップ | 再生・一時停止 | |
3タップ | 前の曲 | 次の曲 |
2秒長押し | 着信拒否 | |
3秒長押し | ノイズキャンセリング ON・OFF | ゲームモード・ミュージックモード切り替え |
HALO BUDS本体&ケース
周辺機器の次はいよいよ本体&ケースをチェック。
・・・の前に青い絶縁シートが付いていたので剥がします。
ということで剥がした後がこちら。
イヤホンに詳しい人なら「あれ?なんか見覚えがあるような・・・」と思った人もいるはず。そう、背面がクリアなスマホの販売でも知られている、Nothing社のearシリーズに似ています。
ただ本家が2万超えの価格なのに対しこちらは6000円程度の価格となっているので、めちゃくちゃ安い。
BIGBIGWONの製品はコントローラーもそうですが、ただガワだけを似せただけじゃなく機能やスペックを充実させつつ低価格を実現しているのがポイントなんですよね。
ちなみに丸いくぼみが2つありますが、これは中のイヤホンがズレないように固定するためのものとなっています。
裏面。
裏面にはBIGBIGWONの文字とスペックなどが記載されています。
正面には”Designed by BIGBIG WON”の文字が。
側面。
側面は左側に充電用のUSB Type-Cポートがあります。右側には特に何もありません。
背面。
背面も開閉のヒンジが見えるくらいですね。
イヤホンを取り出してみました。
ケースと同様、こちらもおしゃれ。イヤーピースや本体にイメージカラーのオレンジが差し色となっているのが良いですね。
タッチ操作をする細長い部分に注目。
写真では斜め線に見えますが、よく見ると機械的な細かい模様が描かれています。
これはプリントではなく内部のプラスチックパーツに実際に凹凸が掘られているんですよね。
そしてこの内側を見てみると・・・
これもちょっとわかりにくいですが、内部の基板が見えるようになっています。
ちなみにNothing earも基盤が見えます。
HALO BUDSの重量
実際の重さを図ってみました。まずはケース+イヤホン。
充電ケースとワイヤレスイヤホン合わせての実重は、47.3gでした。50gを切っているので軽い部類に入ると思います。
続いてイヤホン1つの重さをチェック。
イヤホン単体での重量は3.9gでした。こちらも軽いので、つけていて重さを感じることは無いでしょう。
HALO BUDSの外観に関しては以上となります。
HALO BUDSの使用感・所感
では次にBIGBIGWON HALO BUDSを実際に使用してみての使用感・所感をまとめていきたいと思います。
スケルトンデザインがとにかくおしゃれ
HALO BUDSの良かった点としてまず思いつくのが、やっぱりその個性的なデザインです。
クリアパーツを使った大胆なスケルトンデザインはとにかくおしゃれで、見ているだけでも楽しめます。
イヤホン本体はもちろん充電ケースまでスケルトンデザインのイヤホンってあまりないので、個性的なイヤホンを探している人にはかなりグッとくるのではないでしようか。
ノイキャン機能もしっかり搭載
HALO BUDSは6,000円程度の比較的安価なワイヤレスイヤホンですが、ワイヤレスイヤホンで人気な機能の一つであるアクティブノイズキャンセリング(ANC)がしっかりと搭載されています。
これにより外出時や通勤時などで周囲の騒音・雑音を気にすることなく音楽に集中することができます。
肝心のノイキャン性能も30dBと高く、足音やちょっとした物音なら全くと言って良いほど聞こえなくなるので、余計な音をシャットアウトしたい人におすすめ。
また外出先はもちろん室内で使う場合でも、例えば雨の強い日に使えば窓の外や屋根から聞こえる雨音がなくなるので、めちゃくちゃ快適になります。
ただその分、自分の周りの状況や起こっていることがわかりにくくなるので、怪我や事故に合わないように気をつけましょう。
低遅延モードでゲームも快適
BIGBIGWONはコントローラーや無線アダプタなどゲーム用の周辺機器を販売しているメーカーなので当然といえば当然なのですが、HALO BUDSにはいわゆるゲーミングモードと呼ばれる音が低遅延になるモードが搭載されています。
一般的なBluetooth接続のワイヤレスイヤホンでは、その仕組み上どうしてもある程度の遅延が発生してしまいます。これは音楽だけを聞いている分にはあまり問題ないのですが、映画やゲームなど、音と映像を同時に楽しむようなコンテンツの場合はズレが発生してしまうので、違和感で楽しみづらくなってしまうんですよね。
ですがHALO BUDSでは低遅延モードをONにすることでそのズレを小さくできるので、そういった音と映像のあるコンテンツをより自然に楽しむことができます。
特に音ゲーなどの場合はその効果が大きいので、普段スマホなどで音ゲーを楽しむことが多い人に非常におすすめです。
音質も価格を考えれば十分
イヤホンで重要な音質ですが、これはめちゃくちゃ音がいいというわけでは無いものの、個人的には価格を考えれば十分高音質だと感じました。
解像度・音の明瞭度はそこまで高くありませんが、高音から低音までフラットというか、バランスよく出ている印象です。
まだ使用期間が長くないので、今後エージングされればもっと良い音になると思います。
マルチポイント接続に非対応
HALO BUDSは最近のワイヤレスイヤホンのトレンド機能であるマルチポイント(複数同時)接続には対応していません。
マルチポイント接続に対応しているとスマホやPCとタブレットを同時につなぐことができる為、ゲーマー目線でいうと例えば端末Aでゲーム中に端末Bの音楽を聞きながらプレイしたり、端末Aでゲーム中に端末Bで通話をしたりといったミキサーのような便利な使い方ができるんですよね。
なのでこの機能がなかったのはちょっと意外というか、残念でした。
ワイヤレス充電機能がない
こちらも最近のイヤホンに搭載されている機能の一つですが、HALO BUDSは置くだけのワイヤレス充電機能も非搭載となっています。
私自身は充電速度が遅かったりするデメリットがあるのでワイヤレス充電機能は特に使っていないんですが、やっぱりケーブルの抜き差しによる煩わしさから開放されるので、使い慣れている人にとっては重要な機能ですよね。
イヤホン自体の性能に大きく影響するものではありませんが、充電も含めて完全にケーブルレスで使いたいという人は注意が必要です。
イコライザーや専用アプリがない
最後にもう一つデメリットと呼べるのが、HALO BUDSには専用アプリがないということです。
多くのワイヤレスイヤホンでは専用のアプリがあり細かな調節や設定ができるようになっていますが、HALO BUDSには記事を執筆している時点では専用アプリがありません。
そのため、イコライザーによる音質の調整やタッチ操作の設定を変えたりすることができないんですよね。
操作の設定ができないことはまだ良いのですが、音質を自分好みに細かく変えることができないので、より音質にこだわりたい人は他のイヤホンを検討したほうが良いかもしれません。
HALO BUDSの感想・評価まとめ
ということで今回はゲーミングブランドBIGBIGWONから登場した完全ワイヤレスイヤホン、HALO BUDSをレビューしてみました。
感想や評価をまとめるとこんな感じ。
ここがGOOD!
- スケルトンデザインがとにかくおしゃれ
- ノイキャン機能もしっかり搭載
- 低遅延モードでゲームも快適
- 音質も価格を考えれば十分
ここがイマイチ
- マルチポイント接続に非対応
- ワイヤレス充電機能がない
- イコライザーや専用アプリがない
このことから以下のような人におすすめです。
こんな人におすすめ
- デザインや外観にもこだわりたい人
- ゲームや動画視聴にも使える低遅延モデルが欲しい人
- ANC搭載の高コスパイヤホンを探している人
BIGBIGWONのHALO BUDSは、まず人目で目を引くスケルトンカラーが特徴的なワイヤレスイヤホンです。
とにかく個性的でおしゃれなデザインとなっているので、外観にもしっかりとこだわって選びたい人や、他の人と被りにくいイヤホンを探している人におすすめ。
また強力なアクティブノイズキャンセリング機能や低遅延になるゲーミングモードを搭載しているので、性能面もしっかりしています。
残念な点はマルチポイント接続に非対応なので複数端末の同時接続ができないということと、ワイヤレス充電ができないこと、そしてイコライザーや専用アプリが用意されていないことですね。
特にイコライザーで自分好みの音質に調整ができないのはちょっと残念。ただし元々の音質も価格を考えれば決して悪くはないので、そこまで音質に拘らない人や普段からイコライザーやアプリには触れないという人であれば全く問題ないでしょう。
5,000円台でアクティブノイズキャンセリング&ゲーミングモード搭載、そしてかっこいいクリアーデザインと全体的にはコスパが良いワイヤレスイヤホンとなっている為、価格・機能・デザインのバランスが良いイヤホンを探している人に非常におすすめなモデルです。
最後までご覧いただきありがとうございました!もぶ(@mob_gaming_jp)でした。