こんにちは、もぶ(@mob_gaming_jp)です。
Xbox Game Pass Ultimateの特典であるCloud Gamingで、スマホ一つあれば外出先やお布団の中からも気軽にゲーパスを満喫できる環境になりました。
ですがタッチパネルに対応したソフトを遊んでいても、やっぱり長時間プレイする場合はコントローラーで遊びたくなるもの。
そんなときに便利なのが今回紹介するXbox公認ライセンス商品である【GameSir X2 Pro】です。
物理ボタンによる操作性はもちろん、有線接続による遅延の無さや背面ボタン、そして持ち運びに便利なキャリングケース付きなど、これがあればゲームパスはもちろんスマホでのゲームプレイをより快適にすることができます!
日頃からスマホでXbox Cloud GamingやGeForce Nowを利用しているという人やモバイルゲームを楽しんでいる人は是非チェックしてみてください!
ポイントを3秒で解説!
背面ボタン&有線接続でスマホゲームが快適に
各種アタッチメントやキャリングケースも付属
右スティックの位置がやや気になる
GameSir X2 Proの概要|こんな製品
今回購入した商品はこちら。
製品名 | GameSir X2 Pro Xbox モバイルゲーミングコントローラー |
ブランド | GameSir |
対応機種 | Android |
重量 | 410g |
接続方式 | 有線(USB Type-C) |
付属品 | |
主な機能 | |
価格 | 11,182円 (税込) |
以下Amazonより引用。
【xbox ライセンス品】
AndroidスマートフォンでのXboxクラウドゲーミングのために特別に設計されました。GameSir X2 Pro - モバイルゲームを存分に楽しめるXbox品質のモバイルゲームコントローラ。 X2 Proは、ゲーム機を超えたモバイルゲーム体験を完成させ、いつでも、どこでも、誰とでも利用できるようにするものです。【コンソールレベルのモバイルゲーミングコントロール】
GameSir X2 Proのボタン、スティック、Dパッド、トリガーは、操作性に優れた最先端のマイクロスイッチボタンにアップデートされ、自然で直感的な操作が可能です。また、新たにマルチファンクションボタンが追加され、アプリによって自由にボタンを割り当てできるため、より幅広い操作性を実現します。【パススルー充電&遅延なし】
GameSir X2 Proは, スマートフォンの USB-C接続を利用することで入力遅延することなく、応答性の高いシームレスなコントロールを可能にします。パススルー充電機能も搭載しているため、ゲームをしながらスマートフォンの充電ができます。ブラックシャーク2、ブラックシャーク3、Google Pixel4 XL、HONOR V30 Pro、HUAWEI Mate 40 Pro、HUAWEI P40、HUAWEI P40 Pro、Realme GT2 Pro、 Samsung Note10、 Samsung S20、 Smartisan Nut 3 、 Sony Xperia 1、 vivo iQOO、 vivo iQOO 3、Xiaomi Mi 9、 Xiaomi Mi Mix 3、 Xiaomi MIX 4などパススルー充電に対応しています。【XBOX GAME PASS ULTIMATE】
X2 Proを購入すると、Xbox Game Pass Ultimateを1ヶ月間無料で利用できます。Xbox Game Pass Ultimate の新規会員のみ有効です。その後、サブスクリプションは自動的に続行されます。解約しない限り、プロモーション期間が終了すると、その時点の通常会員料金が課金されます。【快適なグリップと携帯性に優れたフォームファクタ】
前モデルから最も大きく改良された全体の形状は、長時間のゲームセッションを想定し、各ボタンの配置、サイズ、素材の最適化により手に馴染むデザインでありながら、ポケットに収まるほどスリムに設計されています。また、人間工学に基づいたハンドグリップは、自然なホールド感を実現し、ゲーム機コントローラーに匹敵する快適性を提供します。【伸縮式ブリッジ採用のユニバーサルフィット】
一般的な Android スマートフォンにぴったりフィットする安定した伸縮式ブリッジを採用しているため、しっかり固定され、激しいゲームプレイ中も外れることがなく、安全にフィットします。簡単に着脱可能で、電話対応が必要な場合は、スマートフォンを簡単に取り外して素早く電話に出ることができます。また、GameSir X2 Proはケース認定を受けていませんが、一部のスマホケースでは付けたまま使用することが可能で、GameSir X2 Pro使用時に、毎回ケースを取り外す手間がありません。
GameSir X2 ProはAndroidスマホ用の有線接続ゲームパッドです。
装着することでスマホ画面の左右にコントローラーが付き、まるで携帯ゲーム機やNintendo Switch感覚でゲームを楽しむことが出来るようになります。
また一般的なボタン・スティックの他にもアナログトリガーやマッピング可能な背面ボタンも搭載。
更に前作であるGameSir X2まではライセンスは取得していませんでしたが、この製品ではXboxの公認ライセンス商品となっている為、Xboxアイコンのホームボタンがあるほか、Xbox Game Pass Ultimateの1ヶ月無料コードなども付属しています。
その為、購入してすぐにスマホでのXbox Cloud Gamingを体験することが可能です。
GameSir X2 Proの外観
ということで早速商品の方見ていきましょう。
パッケージ開封〜付属品
まずはパッケージから。
Xbox公認ライセンス商品ということで、パッケージにも大々的にXboxやGame Passのロゴが描かれています。
裏面。
裏面には製品の特徴や機能などについての説明が書かれていました。
箱の上部にGameSirのロゴが描かれたテープで封がしてあるので、剥がして開封。
箱の中にはロゴ入りのキャリングケースがありました。
ケースを開けると中に本体と赤い箱が。
ケースと本体は後ほど詳しく触れるとして、まずは赤い箱をチェック。
開けると中に説明書やステッカーが入っていました。
セット内容は以下のとおりです。
GameSir X2 Proのセット内容
- GameSir X2 Pro-Xbox 本体
- 専用キャリングケース
- アナログスティック用キャップ 2種 x2
- 説明書
- 延長保証カード
- ステッカー
- 検査証明書
- Xbox Game Pass Ultimate 1か月分無料コード
説明書は安心の日本語表記あり。
延長保証カード。
GameSirのロゴステッカー。
こちらはXbox Game Pass Ultimateの1ヶ月無料コードです。
上の部分にあるグレーの箇所をコインなどで削ると、コードが書かれています。
ちなみにUltimateの1ヶ月コードは普通に購入すると定価1,100円なので結構お得です。
こちらは左右のスティックに装着できるキャップ。
パッと見ると違いがわかりにくいですが、
- 中央部分がくぼんでいるもの(Xbox純正コントローラータイプ)
- 中央部分が丸くなっているもの(Switch純正プロコンタイプ)
の2種類がそれぞれ左右分2つずつ付属しています。
細かな付属品はこんなところで、次はケースをじっくり見てみます。
GameSirのタグがついたジップも2つ付いているなど、キャリングケースはかなりしっかりした作りです。
触った感じも変に柔らかくないので、耐久性も高そう。
開けるとこんな感じ。
ケースの上部にはメッシュポケットがあります。
スマホの充電ケーブルや画面クリーナーなどをしまっておくのに便利です。
本体をしまう部分には固定用のゴムバンドがあります。
ゴムバンドはマジックテープになっているので、簡単に固定することができます。
ケースの内側は起毛となっているので、本体をしまったときに傷を付ける心配がありません。
GameSir X2 Pro本体
次は本体をじっくり見ていきましょう。
本体は通常時(スマホ未装着時)は縮んでいて、コンパクトになっています。
左部分。
左部分には上からビューボタン、左アナログスティック、十字キー、そしてスクショボタンがあります。
右部分。
右の部分には上からメニューボタン、ABXYボタン、右スティック、Xboxボタンがあります。
ABXYボタンは背面がマグネット式となっていて取り外すことができ、
ボタンの配置を変えることでこのようにXboxスタイルからSwitchスタイルにすることもできます。
本体上部。
上部にはRB・RT、LB・LTがあります。
本体下部。
本体下部には右のグリップ底部分にUSB-Cの端子があります。
これは一部のスマホが対応しているパススルー充電機能のものです。この機能を使うことでコントローラーを使用しながら充電することができるようになります。
本体横から。
横の部分は左右ともに特にボタン類はありませんが、旧モデルからの違いとして左右のトリガーがアナログになっています。
写真でもわかるようにトリガーに深さ・ストロークがあり、これによってレースゲームなどの微妙なアクセル&ブレーキ操作等がしやすくなっています。
裏面。
裏面には左右のグリップ部分に、M1・M2という追加ボタンがあります。
このボタンはABXYや十字キーなどの好きなボタンを割り振ることができるので、親指をアナログスティックに置いたままでもボタン操作が出来ることで操作性が大きく向上します。
ちなみに前モデルには背面ボタンが付いていないので、これもX2 Proになって大きく進化した部分です。
スマホを設置する中央部分は左右にガッチリホールドするための凸凹のゴムがあり、背面はラバーでコーティングされています。
そして注目なのがスマホに差し込むこのUSB-C端子。
こちらの端子、なんと可動式となっているので、斜めから楽にスマホを装着することができます。
また背面部分は通常は縮まってコンパクトになっていますが、
このように引っ張ると伸びてスマホを挟めるようになります。
付属のアナログスティック用キャップを装着。
装着はこのようにスティックの上から被せるだけなので、簡単です。
パッと見はあまり変わらないですが、グリップ感も上がってかなり操作しやすくなるので、個人的には装着をオススメします。
GameSir X2 ProとXbox純正コンやSwitchとの比較
次に使用時の状況を考えてスマホを装着した状態で、Xbox Series X|S純正コントローラーやNintendo Switchとの外観を比較してみました。
まずは正面から。
本当は真上から撮りたかったんですが、反射がきつくて見づらかったので少し斜めからになってます、ご了承下さい。
並べた感じ、横幅はXboxコントローラーの1.5倍ほどで、Switch本体よりは一回り小さい感じですね。
横から。
横から見た感じはこの中で一番コンパクトですね!
スマホ本体とほぼ同じサイズなので当然ですが、Xbox純正コントローラーやSwitch本体よりも小さいです。
GameSir X2 Proの重量
GameSir X2 Proの重量も測ってみました。
GameSir X2 Proの実測値は178.8gでした。
あまりスマホに装着するタイプのコントローラーを使ったことがないので比較ができないですが、特に軽いとも重いとも感じなかったので、まぁ普通だと思います。
ちなみに私が所有しているXbox Series X|S純正コントローラーの重量は341.4g、Nintendo Switchの重量は405.3gです。
キャリングケースの実測値は120.1gでした。
GameSirX2 Pro本体と合わせても300g未満とXbo純正コンやSwitch本体よりも軽いので、持ち運びで困ることも無さそう。
GameSir X2 Proの使用感・所感
では続いてGameSir X2 Proを実際に使用してみての感想やレビューをまとめていきたいと思います。
なお今回はXbox Game Pass Ultimateで使えるようになるクラウドゲーミングサービス、Xbox Cloud Gamingにて使用しています。
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物理ボタンでスマホゲームが快適に!
スマホのゲームは基本的に画面に表示された仮想ボタンをタッチして操作する形になっていますが、これだとどうしても細かい操作ができなかったり、タッチしたのに反応しない時や別なボタンを押してしまうことがありますよね。
ですがGameSir X2 Proを装着することで物理ボタンで操作が可能となるので、これらの問題が解消されて操作性が大幅にアップします!
また指で画面を塞がない分視認性もあがる為、スマホでのゲームプレイが快適になり、ストレスが大幅に軽減されているのがわかりました。
マイクロソフトによるXbox公認ライセンス商品となっているので、特に設定などせずただ接続するだけで普通に利用できるのも嬉しいポイントです。
背面ボタンに好きなボタンを割当可能
GameSir X2 Proの大きな特徴の一つが、背面ボタンがあるということ。
通常のゲームコントローラーなら最近は背面ボタン付きのものも増えてきましたが、モバイルコントローラーで背面ボタン付きのものはまだまだ少ないので貴重です。
背面ボタンが左右に1つずつ、合計2つあって好きなボタンを割り当てる事ができるので、例えばABXYボタンや十字キーのいずれかを設定すれば、親指は常にアナログスティックに置いたままボタン操作が可能となります。
私は普段Xbox Series Xで背面パドル付きのエリコン2を使っていますが、一度背面ボタン付きのコントローラーを使うと快適すぎて背面ボタン無しのコントローラーに戻れなくなる魅力があるんですよね。
その点GameSir X2 Proなら背面ボタンがあるので、ゲームパスのクラウドセーブも相まってXbox本体で遊んでいた時の操作感覚で引き続きプレイできるのが凄く便利でした。
左右トリガーがアナログで細かな入力もできる
GameSir X2 Proでは前作から大きく進化した点の一つとして、左右のトリガー(RT・LT)がアナログトリガーとなっています。
これによりゲームによっては押した深さによって反応を変えることが出来るので、レースやフライトシミュレーター系のゲームではアクセルやスロットルなどの細かな操作もきちんと行うことができます。
モバイルコントローラーでは背面ボタン同様アナログトリガーを搭載している製品が少ないので、アナログ操作を多用するゲームを遊ぶ人にとってはかなり恩恵があるのではないでしょうか。
有線接続で遅延無し&充電不要
GameSir X2 ProはUSB-Cによる有線接続のモバイルコントローラーです。
有線接続では物理的にスマホ本体とつなぐ分少しだけ手間がかかりますが、その代わりに遅延が無く、接続も切れずに安定しているという非常に大きなメリットがあります。
特にアクションゲームやFPS・TPSなどを遊ぶ場合は遅延があるのと無いのではプレイフィールが大きく変わってくるので、かなり重要です。
実際に触ってみてもレスポンスに関して特に違和感なく遊べたので、有線接続の効果が出ていると感じました。
また有線接続ならバッテリーを搭載していない分軽く、スマホから給電するので充電が不要なのも嬉しいですね!
右スティックの位置がやや気になる
ボタンやトリガーなど全体的な操作性は全く問題ないのですが、個人的に気になったのは右スティックの位置です。
写真を見てもらえるとわかりますが、GameSirX2 ProではABXYボタンのすぐ下に右スティックが設置してあります。
なのでこれらのボタンを押すとき・・・特にAボタンを押すときに、右スティックが少し邪魔になることがありました。
ちなみに左スティックも十字キーのすぐ上にありますが、こちらは高さのある左スティックのほうが上側にあるので全然気にならず。
またGameSirX2 Proの場合は前述したプログラム可能な背面ボタンが2つあり、ここにAボタンを割り振ることで表面のAボタンに触れる機会が減る為、背面ボタンをきちんと活用できればほぼ問題ないとも感じました。
有線イヤホンが使えない
GameSirX2 Proには残念ながら3.5mmジャックがない為、有線イヤホンは使えません。
またスマホ本体にジャックがあった場合でもGameSirX2 Pro装着時にスマホの上下が塞がれてしまうので、やっぱり使えません。(もしスマホの横にジャックがあれば別ですが・・・)
私はスマホのスピーカーやワイヤレスイヤホンを使用してプレイしているので大丈夫ですが、もし有線イヤホンを使いたいと考えていた人は注意してください。
ちなみにワイヤレスイヤホンを使う場合は遅延の少ないゲーミングモードを搭載したMini Pro HSのような製品や、超低遅延な専用のゲーミングイヤホンなどを購入するのがおすすめです。
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価格が1万円超えと高めも付属品は充実
GameSirX2 Proは通常の価格が1万円超えと高めなのがネック。
エリコン2ほどではありませんが、コントローラー・ゲームパッドとしては価格が安くはないので、購入を躊躇する人も多いと思いでしょう。
ですがその代わりしっかりしたキャリングケースやアナログスティック用アタッチメント、そしてXbox Game Pass Ultimateの1ヶ月無料コードも付属するので、それらを考えると実はコスパは悪くない製品と言えます。
またセールやクーポンを活用すれば更に安く購入することも出来るので、購入を迷っている人はそれらが利用できるタイミングで購入するのがおすすめです。
GameSir X2 Proの感想・レビューまとめ
ということで今回はスマホでのクラウドゲームに最適な、GameSir X2 Pro-Xboxコントローラーをレビューしてみました。
感想をまとめるとこんな感じ。
ここがGOOD!
- 物理ボタンでスマホゲームが快適に
- 背面ボタンに好きなボタンを割当可能
- 左右トリガーがアナログで細かな入力もできる
- 有線接続で遅延無し&充電不要
- Xbox Game Pass Ultimate 1ヶ月コード付き
ここがイマイチ
- 右スティックの位置がやや気になる
- 有線イヤホンが使えない
- 価格が1万円超え、ただし付属品は充実
このことから以下のような人におすすめです。
こんな人におすすめ
- Xbox Game Passをいつでも楽しみたい人
- クラウドゲームやスマホゲームをよく遊ぶ人
- 背面ボタン付きのスマホ用ゲームパッドを探している人
GameSir X2 ProはマイクロソフトXbox公認ライセンスを取得した、Androidスマホ用の有線接続ゲームパッドです。
遅延のない物理ボタンによってクラウドゲームが快適にプレイできるのはもちろん、前モデルから大きく進化したポイントであるアナログトリガーや背面ボタンのおかげで、コンシューマー機で遊んでいるのと同等のプレイ環境を構築することが出来ます。
また通常は1,100円で販売されているXbox Game Pass Ultimateの1ヶ月無料コードが付属しているのも嬉しいポイント。
そのためXbox Game Passとの相性は抜群で、個人的にスマホ用のコントローラーとしてはイチオシです!
気になったのは右スティックの位置的にAボタンがやや押しにくいことですが、こちらは背面ボタンに設定することで解決。
価格も1万円超えと安くはありませんが、前述したゲーパス1ヶ月コードの他、しっかりしたキャリングケースやアナログスティック用のキャップが付いていたりと付属品が充実しているので、コスパは決して悪くありません。
Amazonではちょくちょくセールやクーポンの配布も行っているようなので、気になった方は是非チェックしてみて下さい。
最後までご覧いただきありがとうございました!もぶ(@mob_gaming_jp)でした。