こんにちは、もぶ(@mob_gaming_jp)です。
Xbox Series Xと並ぶもう一つの最新ゲーム機、【Xbox Series S(エックスボックスシリーズエス)】。
比較的購入しやすい在庫状況やその価格から、既に所有して遊んでいるという方も多いのではないでしょうか?
私はXbox Series Xを購入したのでSeries Sは持っていないのですが、今回マイクロソフト様から本体の貸出をしてもらえることになったので、Xbox Series Xと比較しつつ実機の感想や魅力を写真と共にレビューしたいと思います。
特にゲームが遊び放題になる自社サブスクGame Pass(ゲームパス)とも相性が抜群なので、Game Passを始めてみようと考えている人も是非チェックしてみて下さい。
ポイントを3秒で解説!
安くても最大120フレーム!とにかくコスパが高い次世代機
コンパクトで省エネ設計なのに最新機能が使える
ダウンロード専用マシンなのでディスク版は遊べない
当記事は日本マイクロソフト様より商品を貸し出して頂き執筆しています。
また当サイトはマイクロソフトアフィリエイトプログラムを利用して収入を得ています。
Xbox Series Sの概要|こんな製品
今回レビューする製品はこちら。
Xbox Series S | |
CPU | 8X コア @ 3.6 GHz (3.4 GHz w/SMT) カスタム Zen 2 CPU |
GPU | 4 TFLOPS、20 CU @ 1.565 GHz カスタム RDNA 2 GPU |
SOC ダイ サイズ | 197.05 mm2 |
プロセス | 7nm Enhanced |
メモリ | 10 GB GDDR6 バスサイズ 128 ビット |
メモリ帯域幅 | 8GB @ 224 GB /s、2GB @ 56 GB /s |
内臓ストレージ | 512GB カスタム NVME SSD |
対応拡張ストレージ | Xbox Series X|S 1TB Seagate 拡張カード USB 3.1 外付け HDD |
光学ドライブ | - |
最大解像度 | 1440p(WQHD) |
フレームレート | 最大 120 FPS |
ハイ ダイナミック レンジ | - |
オーディオ機能 | Dolby Digital 5.1 DTS 5.1 Atmos を搭載した Dolby TrueHD 最大 7.1 L-PCM |
ポート・インターフェース | HDMI: HDMI 2.1 ポート × 1 USB: USB 3.1 Gen 1 ポート × 3 ワイヤレス機能: 802.11Ac デュアルバンド イーサネット: 802.3 10/100/1000 |
消費電力 | 約75W |
本体サイズ | 6.5cm × 15.1cm × 27.5cm |
重量 | 1.93kg |
発売日 | 2020年11月10日 |
価格 | 512GBモデル(ホワイト):44,578円 (税込) 1TBモデル(ホワイト、ブラック):49,978円 (税込) |
公式サイト | Xbox Series S 詳細ページ |
Xbox Series SはXbox Series Xと対になる存在の、マイクロソフトの最新世代ゲーム機です。Xbox Series Xは黒いカラーで、反対にSeries Sは白いカラーとなっています。
Xbox Series Xに比べて機能や性能を落とした分価格が大幅に安くなっているのが大きな特徴で、次世代機でありながら税込み4万円台という価格で購入できるのが魅力。
それでいてクイックレジュームや超高速ロードなど新しい機能はしっかりと盛り込まれているので、手軽に”次世代機感”を味わいたい人にぴったりな一台に仕上がっています。
また冒頭でもお伝えしたようにXbox Series Xに比べると在庫がある場合が多く価格と相まって購入しやすいので、ライトゲーマーやゲームパスを始めてみたいという人にもおすすめです。
Xbox Series Sの外観
ということで早速商品の方見ていきましょう。
なお今回は貸し出し用のXboxということで箱や付属品が既に開封済み&使用感があったので、この部分は省略していきなり本体の写真からチェックしていきたいと思います。
ちなみに通常のセット内容はこんな感じです。
Xbox Series S セット内容
Xbox Series S 本体
純正ワイヤレスコントローラー
単3形乾電池(2個)
HDMIケーブル
電源コード
クイックスタートガイド&説明書
Xbox Series S 本体
こちらが本体。
本体サイズは6.5cm × 15.1cm × 27.5cmとなっていて、数字だけだとわかりにくいですが実際目にしてみるとかなり小さいです。
デザインはシンプル、色は白を基調としたツートンカラーなので、黒一色なSeries Xより女性ウケは良さそう。
真上から。
真上にはXbox Series Sの特徴的なデザインである黒くて大きな丸いパーツが取り付けられています。
細かな穴が空いているのでおわかりかと思いますが、こちらは排気用のスリットですね。
この真下に大型のファンがあって、熱を効率的に逃がせるようになっています。
また左上にはXBOXのロゴが見えます。
真正面。
正面には向かって右側にXboxマークの電源ボタンがあります。
ボタンはタッチ式ではなく、カチッと押せるスイッチ式です。
ちなみに電源は基本的に初回起動以降はペアリングしたコントローラーから入れられるようになるので、ほぼ使うことはないかもしれません。
左下にはUSBポートと、ペアリング用のボタンがあります。
右側面。
こちらには縦置きしたときに使うことになるゴム足が4箇所に設置してありました。
また天板部分と同様に細かい穴が無数に空いていますが、こちらは吸気用だと思われます。
続いて左側面。
こちらも同様に細かい穴があるもののゴム足はないので、縦置きする場合はこちらが上になります。
背面部分。
裏面には各種インターフェース類がまとまっています。
なお左端にある「XCS-00072」というラベルは借用品の管理番号となっているので、通常の製品には貼ってありません。
背面中央部分アップ。
インターフェースは左から順にLANポート、USBポートx2、HDMIポートです。
右端部分アップ。
こちらは前述したHDMIポートのとなりに追加ストレージカード用のスロットがあり、その隣に電源ケーブル用の端子と盗難防止ロックワイヤー用の溝があります。
ひっくり返して底面部分。
こちらは四隅に滑り止めのゴム足と、
片側に吸気用と思われる溝がありました。
また中央部分には一本の線がデザインされていたのですが、よく見ると片側には「XBOX」という文字が。
そしてもう片方には「Hello from Seatlle」という文字がありました。
こちらはXbox Series Xのレビューでも書きましたが、直訳すると「シアトルからこんにちは」とうメッセージで、要は”開発陣からの遊び心”となっています。
また借用品なので分解はしませんが、Series Xでは分解すると内部の基盤にマスターチーフが描かれていたりするので、おそらくSeries Sでも同様の演出があるはずです。
Xbox Series XやNintendo Switchとのサイズ比較
本体の小ささがわかるように、Xbox Series Xと並べて比較してみました。
正面から見るとあまり変わりませんが、
真上から見ると半分以下のサイズということにビックリ。
ちなみに縦置きしたときの横幅はXbox Series Xとぴったり同じです。
横置きにしてみました。
Xbox Series Xは横置きにしても高さがあるのでテレビ台に収まらないこともあるんですが、Series Sならそのへん全く問題ないですね。
続いてNintendo Swichと並べるとこんな感じ。
横から。
これを見るとXbox Series Sがどれくらい小さいかがわかると思います。
奥行きや高さはSwitchと比較すると一回り以上大きいですが、横幅はほぼ同じくらいですね。
Xbox純正ワイヤレスコントローラー
Xbox Series Sには純正のワイヤレスコントローラー(白)が1つ付属しています。
使用感など詳しいレビューに関しては別な記事でまとめるので、ここでは外観などを簡単に紹介したいと思います。
こちらが純正ワイヤレスコントローラの全体像です。
本体同様無駄な装飾などがなくて、かなりシンプルなデザインですね。
側面。
上部。
背面。
Xboxの純正ワイヤレスコントローラーは歴代モデルもそうなのですが、ベースは電池式となっています。
電池式は一見面倒に見えますがバッテリーのように劣化しないので、分解や交換が不要というメリットがあるんですよね。
またどうしてもバッテリー式を使いたい場合は以下のように純正アイテムとしてバッテリー&充電ケーブルが販売されているので、合わせて購入するのが良いでしょう。
他社製品を購入する場合はライセンス商品であるPower Aのものがおすすめです。
本体と並べてみました。
横幅はだいたい本体の半分くらいです。というかやっぱり本体小さいですね・・・。
高さもほぼ同じくらいです。
Xbox Series Sの外観に関しては以上となります。
Xbox Series Sの使用感・所感
では続いてXbox Series Sを実際に使用してみての感想やレビューをまとめていきます。
なおハード自体の感想になるのでここではあえて触れていませんが、Xbox Game PassもXbox Series X|Sの魅力を語る上で欠かせない存在なので、以下の記事も是非読んでみてください。
関連日本でも大人気!Xbox Game Passの魅力を解説
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人気タイトルが最大120フレームで遊べる
Xbox Series Sは税込み4万円台と、次世代機の中ではかなり安い部類に入ります。
ですがその割に上位機種であるXbox Series Xと共通のパーツが使われている部分も多く、高フレームレートやレイトレーシング対応など価格を考えると非常にコストパフォーマンスに優れたスペックとなっています。
特に高フレームレートを発揮できるのは大きなポイントで、APEX LegendsやFortnite、Overwatch2といった人気タイトルでは多くの場面で120フレームを維持することができるようになっています。
フレームレートの高さはFPSやPVPがメインのゲームでは非常に重要で、フレームレートが高いほど映像が滑らかになるので視認性があがる他、長時間プレイしていても疲れにくくなるんですよね。
普通これらのゲームを120フレームで遊ぼうとした場合、ゲーミングPCで組もうとすると安くても大体10万円以上はするので、半分以下の価格で済むXbox Series Sのコスパがどれくらい優れているかわかると思います。
安くても最新機能がしっかり体験できる
前述したように4万円台という安い価格でありながらXbox Series SはXbox Series Xと同様の機能が多数盛り込まれています。
高フレームレートやレイトレーシング以外にもクイックレジュームやM.2SSDによる高速なロードなど、安くてもしっかりと最新の機能を体験することができます。
中でもクイックレジュームは素晴らしい。クイックレジュームとは一言で言うなら「ゲームの高速切り替え・起動機能」です。以下は公式のデモ映像。
Xbox Series Xのレビューでも同様の説明を書いたのですが、例えばAというゲームを遊んでいる途中でBというゲームに切り替える場合、普通はAが終了して新しくBが起動起動します。そしてまたBからAに戻ろうと思ったときは、今度はBが終了してAが改めて最初から起動することになりますよね。
クイックレジュームの場合はこの”終了”という部分がなく、常に裏側で起動しているイメージです。
なので今回のようにBからAに戻ろうとしたとき、最初にAからBに変えたときのAの状態がそのまま維持されているので、Aのタイトル画面やロード画面などが表示されず、切り替える前の状態からそのまま続けることができるんです。
これがめちゃくちゃ便利で、一度慣れちゃうとクイックレジューム無しの環境には戻れない魅力があります。
更にFPSブーストやオートHDR機能もあり、過去作を遊ぶときには前世代機よりも更に快適に遊べるようになっているのも嬉しいですね。
本体が小さく場所を取らない
Xbox Series Sは小さく可愛らしいデザインの本体も特徴の一つです。
外観の項目で比較写真も載せましたが、Xbox Series Xと比較すると半分以下のサイズとなっている為、ちょっとしたスペースにも簡単に設置することができます。
また基本的には据え置き型のゲーム機ではあるものの、その小ささ・軽量さから旅行や出張等に持ち運んで使うという人も少なくありません。
実際に本体に直接装着できる折りたたみ式のモニターなんかも販売されているくらいです。
なのでそういった定期的に移動するような環境で本格的なゲームをガッツリ遊びたいという人にもXbox Series Sはおすすめです。
静音性が高く消費電力が少ない
Xbox Series Sは静音性が高く、個人的にゲーム中に騒音が気になることはありませんでした。
集音器がないので具体的な数値などは測れていないのですが、私が所有しているXbox Series Xと同等のレベルです。
軽いゲームを遊んでいるときはファンが回らないこともあるので、とにかく静か。
重いゲームを遊んでいるときは流石にファンの音は聞こえますが、それでもめちゃくちゃ余裕のある音というか、「ブゥウウン」ではなく「ファアア」という感じです(笑)
なので本体が自分の顔の真横に来るような状況じゃなければまず気にならないですし、イヤホンやヘッドホンを使ってプレイする場合にはほぼ無音と言えるかもしれません。
また静音性だけじゃなく消費電力の少なさもポイント。Xbox Series Xでは実測値315Wでしたがこちらは75Wと、なんと4分の1以下!この省エネ性能の高さもXbox Series Sの大きな魅力となっています。
一部のタイトルではパフォーマンスが落ちる
Xbox Series Sは次世代機でありながら安く購入できるのが魅力ですが、デメリットとしてXbox Series Xと比較すると性能が落ちています。
その為、特にグラフィックの負荷が強い最新のタイトルや大作ゲームの場合はテクスチャがのっぺりして粗くなったり、フィールドに表示されるオブジェクトの数が少なくなったりする場合があります。
またXbox Series Xなら4K・レイトレなどのいわゆる画質優先モードが選べるタイトルであっても、Series SではWQHD・フルHDでしか遊べなかったり、レイトレOFFしか選べないものもあったりします。
フレームレートも同様で、共通して最大120フレーム出るタイトルもある一方Series Sでは60フレームや30フレームしか出ないようなものもあります。
なのでもしそのあたりにこだわる場合はSeries SではなくXbox Series Xを購入したほうが間違いないでしょう。
ストレージ容量が少なめでダウンロード版しか遊べない
Xbox Series Sのもう一つのデメリットは、ストレージ容量が少なめなこととダウンロード版しか遊べないということです。
Xbox Series Sのストレージ容量は512GBとXbox Series Xの半分。またディスクスロットがないので、遊ぶゲームは基本的にダウンロード版のみとなっています。
なのでどのゲームも本体にインストールする必要があるのですが、容量が半分なのであまりたくさんのタイトルをインストールすることはできません。
また最近のゲームはグラフィックの向上に合わせて容量自体も数十GBが普通で、大きいものだと100GB超えというものもある為、いろいろなゲームを同時進行で遊びたい人は追加ストレージは必須と言えます。
ただ容量は少ないもののストレージの種類自体はM.2SSDとなっているので、ロード時間などはXbox Series Xとほぼ同等の高速なものとなっている点は良いですね。
なおXbox Series X|Sのおすすめストレージや注意点に関しては以下の記事でまとめているのでチェックしてみて下さい。
関連Xbox Series X|Sで外部ストレージを使う場合の注意点とおすすめ製品
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Xbox Series X|Sで外部ストレージを使う場合の注意点とおすすめ製品
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追記①:日本未発売や日本語未収録のタイトルがある
以下3点Xbox Series Xのレビュー記事と同じ内容となりますが、追記です。
まず1つは日本では未発売・未配信のタイトルや発売したと思ったら日本語未収録のタイトルがあるということです。これは特にゲームパスでよく目にする印象。
「海外と日本でリリースされるタイトルに違いがある」というのは他のハードでも普通にあることですが、Xboxの場合は日本の公式ツイッターで新作として紹介されたのに発売日になっても配信されなかったり、配信されたと思ったら日本語が収録されていないというパターンをちょくちょく見かけます。
あと「公式サイトや公式アプリで調べたときは対応言語に日本語が含まれているのに関わらず、実際に遊んでみたら未収録だった」「他ハードでリリースされるまで日本語が意図的に抜かれていた」というようなものもありました。
ただ逆に、特に日本向けのリリース情報がなかったにも関わらず海外版を購入してみたら日本語が含まれていたという嬉しいパターンもあったりします。
ですがややこしいし自分で起動するまでわからないというのは非常に面倒なので、マイクロソフトさんにはこのあたりちゃんと情報を整理して公開して欲しいところですね。
追記②:Dolby Atmos・DTS:Xでリアルな立体音響が楽しめる
追記2つ目はDolby Atmos(ドルビーアトモス)や・DTS:Xと言った立体音響システムに対応しているということです。
Xbox Series X|Sでは対応TVやスピーカー(ヘッドホン&イヤホン含む)、そして対応ゲームタイトルであれば、前後上下左右どこから音がなっているのかはっきりとわかるようなリアルな立体音響を楽しむことができます。
またこれらの設備や対応ソフトを持っていなくても、疑似的に立体音響を体験できるDolby Atomos for Headphone(Dolby Access)やDTS Headphone X(DTS Sound Unbound)というアプリもあるので、こちらを購入してインストールすれば普通のヘッドホンやイヤホンでも手軽に立体音響を体験することができるようになっています。
しかも一度購入すればXboxだけじゃなくPCでも使えるようになるのでおすすめです。無料お試し期間もあります。
更には音響だけじゃなくDolby Vision(ドルビービジョン)という”明るさの幅”が広がる機能(簡単に言うとドルビー版HDRのようなもの)にも対応しています。
Dolby AtmosやDolby Visionに対応したゲーム機はこの記事を執筆している2023年5月現在ではXbox Series X|Sだけということなので、音響や映像に更に深くこだわりたい人にもおすすめなゲーム機ですね!
追記②:無料のクラウドセーブでハードを変えても続きから遊べる
3つ目は標準でクラウドセーブに対応している点です。
Xbox Series X|Sではオンラインに繋いでいる場合、セーブデータが自動でクラウドストレージに保存されます。
そのため例えばハードを買い替えたりXbox Series XとSを部屋によって使い分けたい場合などでも、セーブデータを共有して続きから遊ぶことができます。
更にXbox Game Pass Ultimate会員ならゲームのクラウドプレイができるので、外出先やお布団の中でもスマホ・タブレットから手軽に続きのデータをプレイすることができちゃいます。
そしてこのクラウドセーブは標準の無料サービスなので、Xbox Live Gold(オンラインプレイ用有料プラン)やXbox Game Passに加入していなくても、インターネットに接続さえすれば誰でも使うことができるんですよね。めちゃくちゃありがたい!
後私はXbox Series Xの前はXbox360を所有していたんですが、なんとその頃のセーブデータまでクラウドに残っていました・・・!
Xbox Series Sの感想・レビューまとめ
ということで今回は白いXboxことマイクロソフトの最新ゲーム機Xbox Series Sをレビューしてみました。
感想をまとめるとこんな感じ。
ここがGOOD!
- 人気タイトルが最大120フレームで遊べる
- 安くても最新機能がしっかり体験できる
- 本体が小さく場所を取らない
- 静音性が高く消費電力が少ない
- Dolby Atmos・DTS:Xでリアルな立体音響が楽しめる
- 無料のクラウドセーブでハードを変えても続きから遊べる
ここがイマイチ
- 一部のタイトルではパフォーマンスが落ちる
- ストレージ容量が少なめでダウンロード版しか遊べない
- 日本未発売や日本語未収録のタイトルがある
このことから以下のような人におすすめです。
こんな人におすすめ
- できるだけコストを抑えつつ高いフレームレートで遊びたい人
- 手軽に次世代の技術・機能を体験したい人
- ゲームはダウンロード版のみでも問題ない人
Xbox Series SはXbox Series Xと並ぶ、マイクロソフトの次世代ゲーム機の一つです。
4万円台で購入できる価格ながら最大120フレームの描写やレイトレーシングに対応し、フォートナイトなどのタイトルでは滑らかかつより美しいグラフィックでプレイすることができます。
また超高速な読み込み速度を実現するM.2SSD採用の内蔵ストレージ、クイックレジュームによる快適なゲーム切り替え、FPSブーストやオートHDRなどなど、とにかく手軽に次世代機の性能・機能を試すことができるのが大きな魅力となっています。
しかも本体は非常に軽量かつ消費電力も少ないため、本体価格だけじゃなく日々の電気代などの負担も減らせるなど、とにかくコストパフォーマンスが最強な次世代ゲーム機です。
反面、デメリットとしては一部のタイトルではパフォーマンスが落ちること、ストレージの容量が標準では512GBと少なめかつダウンロード版しか遊べないという点があります。
特に最近の美麗なグラフィックのタイトルでは、Xbox Series Xと比較してフレームレートや解像度が低かったりオブジェクトやテクスチャの品質が落ちたりするようなタイトルも多いので、やや注意が必要です。
またストレージも容量が少なくかつダウンロード版しか遊べないので、追加ストレージはほぼ必須となっています。
ただストレージに関しては個人的には増設をおすすめするものの、あまり遊ばないゲームはこまめに削除や整理をすれば大丈夫ですし、基本的にXboxのゲームはダウンロード版が多いので過去作品のパッケージ版を遊びたいというわけじゃなければ問題はないと言えるでしょう。
ということでXbox Series Sは上位モデルであるXbox Series Xと比べるとスペックや快適性は落ちるものの、フルHD環境であればゲームにもよりますが最大で120フレームを発揮できますし、クイックレジュームなどの次世代機能も問題なく使えるので、価格や購入しやすい在庫状況などから手軽に次世代のゲーム体験をしたいという人におすすめな一台に仕上がっています。
次世代機専用タイトルを遊びたい人はもちろん、「APEX Legendsやフォートナイトなどを旧世代機で遊んでいて、今より快適に遊びたい」というような人も、より高スペックな次世代機やゲーミングPCも良いですがそれらより圧倒的に費用を抑えられる、Xbox Series Sを一度検討してみてはいかがでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました!もぶ(@mob_gaming_jp)でした。
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