こんにちは、もぶ(@mob_gaming_jp)です。
先日1/20に発売&即日ゲームパス入りしたUBIの新作FPS、【レインボーシックスエクストラクション(R6E、虹6エクストラクション)】。
前作であるレインボーシックスシージのオペレーターやガジェットも登場する協力型のCo--opシューターということで、各種ゲームイベントで発表されてから気になっていた人も多いのではないでしょうか。
個人的には同じく協力FPSでデイワンゲーパス入りしたB4B(バック・フォー・ブラッド)よりもハマっています。
ということで今回はそんなUBIの新作PVEシューター、レインボーシックスエクストラクションをレビューしていきたいと思います。
R6シージをプレイしていた人はもちろん、協力プレイが好きな人、ステルスゲーが好きな人に特におすすめできる作品に仕上がっていますよ!
ポイントを3秒で解説!
協力・連携プレイが楽しい
クロスセーブ&クロスプレイに対応
R6シージファンに嬉しいシステムや連携機能
レインボーシックスエクストラクションの概要|こんなゲーム
ジャンル | カーレース、オープンワールド、アドベンチャー |
開発 | ユービーアイソフト、ユービーアイモントリオール |
販売 | ユービーアイソフト |
対応ハード | PS4、PS5、Xbox One、Xbox Series X|S、PC |
発売日 | 2022年1月20日(初日からゲームパス入り) |
価格 | 通常版:6,600円 デラックスエディション:7,920円 |
公式サイト | https://www.ubisoft.com/ja-jp/game/rainbow-six/extraction |
以下Amazonの商品説明より引用。
レインボーシックス エクストラクション」は1~3人でプレイ可能な協力型タクティカル・ファーストパーソン・シューター。
プレイヤーはレインボーシックスオペレーターから構成される精鋭チームを率いて、進化し続ける生命体「アーキエン」の謎を解明すべく、予測不能な封鎖ゾーンへ侵入する。知識、チームワーク、そして戦術的なアプローチこそが最大の武器となる。レインボーシックスオペレーターを率いて協力モードまたはソロでプレイ
本来のオペレーターの攻撃と防衛の所属に関わらず、最大3人のオペレーターで協力、又はソロで突入しよう。任務に適した18名のレインボーシックスオペレーターから選択可能。各オペレーターは専用の武器、ガジェット、アビリティを備えている。リプレイ可能で没入感の高いゲームプレイを体験しよう。各オペレーターのユニークさと多彩なプレイスタイルでスクワッドを自由自在にカスタマイズしよう:チームのバランスがミッション遂行のカギとなる。ミッションを完了することでオペレーターはレベルアップし、ステータスが強化、新しい装備やと戦闘特典を獲得でき、パラサイトの倒し方の幅が広がる。一団となってバランスのとれたスクワッドを形成し、封鎖ゾーンでスキルを試そう。すべてを賭けて、予測不能の封鎖ゾーンへ
アメリカの4地域に渡る閉鎖ゾーンがパラサイトによって占拠され、変異を重ね不安定なエコシステムを作り上げている。封鎖ゾーンへの侵入であなたとチームの力が試される。知識、協力、そして戦略的なアプローチが生き残るための最大の武器だ。12種類のユニークなマップで、アルゴリズムに基づいて生成されるチャレンジ、敵、侵食エリア、そして徐々に上がっていく難易度に挑む。そこで遭遇する危険は常に進化し続ける予測不能な存在ばかりだ。深部に向かってエアロックからエアロックへと進んでいくと、獲得できるリワードが充実していく代わりに直面する危険も増していく。回収地点に到達できないとオペレーターは行方不明となり、一時的にミッションで使えなくなる。行方不明者を回収するには、彼らがパラサイトにやられてしまう前にサブマップで救出ミッションを成功させなければならない。すべてを賭け封鎖ゾーンへ侵入せよ。致命的で変異を続ける地球外生命体の脅威に立ち向かえ
キメラパラサイトと、進化し続けるアーキエンは知覚を伴った非常に危険性の高い生物だ。パラサイトの種類は10種類。凶暴なスパイカーから回避能力の高いトーメンター、仲間を呼ぶエイペックスとその特性は様々だ。封鎖ゾーンにはスプロールという自我を持ったパラサイト組織が広がっており、そこに生息するアーキエンを補助するべく周囲の生態系を変容させている。パラサイトが蔓延していたエリアは一旦は沈静化されたが、これまで安全地帯であると目されていたエリアが、スプロールやその他の危険な敵によって蝕まれていく。レインボーシックスシージでの分解技術を駆使して壁を強化し敵の攻撃から身を守りつつ反撃の機会を伺いながら敵を倒すのだ。
Rainbow Six Extraction(R6エクストラクション)は、アメリカの軍事小説家であるトム・クランシーの作品をゲーム化したUBIの人気シリーズの一つ、『レインボーシックス(R6)の最新作です。
もともとは2019年のE3にて、『Rainbow Six Quarantine(レインボーシックス クアランティーン)』として発表されたタイトルですね。
前作であるR6シージがオフェンス側とディフェンス側に分かれた5:5のPVPシューターだったのに対し、今作では3人チームで地球外生命体に挑む協力プレイPVEシューターとなっています。
使用できるキャラクターにR6シージに登場したオペレーターが多かったり、偵察用のドローンや壁を破壊しての移動・攻撃ができたりと、前作のシステムを多く取り込んでいるのが特徴です。
また今作からついにクロスプレイ・クロスセーブに対応しているため、ハードを問わず遊べるのも大きな魅力となっています。
更に発売当日からゲームパス入りしているので、Xbox・PCゲームパスユーザーであれば無料でプレイすることができます。
関連レインボーシックスエクストラクション(マイクロソフトストア)
R6エクストラクションの感想・印象に残ったポイント
では実際にR6エクストラクションをプレイしてみての感想を、印象に残った点を中心に書いていきたいと思います。
ちなみ記事執筆時点での私のプレイ環境・状況は、
- ハード:Xbox Series X
- バージョン:通常版(GamePass)
- 総プレイ時間:15時間ほど
- 実績(トロフィー):250/1000
こんな感じです。
まだ発売から間もないのでプレイ時間は少なめですが、基本的なシステムや遊び方は理解していて、時間があればもっと遊び続けたいほどハマっています。
”本当の協力プレイ”が楽しい
レインボーシックスエクストラクションは3人チームで挑む協力プレイシューターです。(ソロでも遊べます)
ジャンル的にはよくあるものですが、実際に遊んでみるとかなり協力・連携を意識した内容になっていることがわかりました。
まずこのゲームでは敵の硬さ自体は弱点一発で倒せるような物が多く柔らかいのですが、攻撃が結構痛いので、数体に囲まれて殴られたりすると簡単にやられてしまいます。
一定時間ダメージを受けなければ体力が回復するといったこともなく、回復アイテムもフィールドに数個だけという限られた数しかありません。(しかも数がパーティーで共有なので、誰かが取ると取れない人がでてきます)
更に回復アイテムや味方の回復スキルを使っても完全に回復するわけではなく、回復した分が時間経過で消滅していきます。
そのため余計なダメージやアイテムの消耗を控えるように、基本的にはステルス行動で邪魔な敵を暗殺しつつ目標を達成していくことになります。この時点で一般的な協力プレイシューターとは違うことがわかりますね。
で、一見煩わしいというか人を選びそうなゲームに見えますが、遊んでみるとこの制限が逆に楽しいんですよね。
多くのCo-opシューターでは、協力プレイと言っても基本的には敵を倒しながら進んでいくだけで、中にはボスがいたり特殊なイベントなどがある場合もありますが、味方がいるだけで一人で遊んでいるときとプレイフィール自体は変わらないものが多いと思います。
ですがレインボーシックスエクストラクションでは前述したように隠密行動が基本となるので、他のシューターのように脳筋で敵の中に突っ込んで行くとあっけなくやられてしまいます。
なのでそうならないように、例えば一人がドローンで敵の位置を偵察して、別な人がその敵を排除、更にもう一人がスキルでサポートといった感じで、他の協力プレイシューター以上に、”本当に協力している”感じを味わえるゲームに仕上がっていました。
味方がやられた場合も同様で、一人が敵をおびき寄せている間にもう一人が味方を背負って回収地点へ向かうことになるので、まるで映画やドラマに出てくる特殊部隊のようなプレイをできることが凄く楽しく感じました。
サクッと遊べてダレない
レインボーシックスエクストラクションはミッションクリア型のCo-opシューターです。
最初にアラスカなど大まかなエリアを選んでマッチング。すると3つの目標がランダムに設定されてゲームが始まります。
3つの目標はそれぞれ3つのステージに分かれていて、1つの目標・ステージをクリアしたら次のステージに進めるといった感じですね。
チームの状態や現在の状況を見てもし先に進むのが厳しいと思った時は、脱出ポイントに向かうことで途中でクリアすることも出来ます。
その場合、達成した目標分しか報酬はもらえませんが、短時間でクリアできてその分の報酬もちゃんと貰えるので、時間がないときでも気軽に遊ぶことができるんですよね。
この一つ一つのステージプレイ時間が短めということと目標がランダムに設定されることが相まって、飽きたりダレたりすることがなく、逆に毎日何度も遊びたくなるようなゲームになっていました。
R6シージのキャラやガジェットが使える
レインボーシックスエクストラクションはお伝えしたように、前作であるレインボーシックスシージの続編・外伝的な作品です。
シージに登場したオペレーターが多数登場する他、ドローンやタレットといったガジェット、壁を補強するバリケードや逆に壁に穴を開けて狙撃したりなど、R6シージでおなじみのシステムが数多く採用されています。
そのため、前作のファンの方はもちろん、今作から初めてレインボーシックスシリーズに触れる人も、他のFPSとは違う戦略的なプレイを楽しめるようになっています。
また前作をプレイしているとエクストラクションで限定スキンがもらえ、逆にエクストラクションを遊んだ状態でシージをプレイするとオペレーターがアンロックされるといった連携機能もおまけとしてあるので、「PVEはエクストラクションでPVPはシージ」といった感じで感覚的に一つのゲームを遊んでいるかのようにプレイすることが出来ます。
今後のアップデートでも新しいオペレーターやガジェットが登場する可能性が高いので、非常に楽しみですね!
クロスプレイ・クロスセーブにも対応
個人的に一番嬉しかった要素が、クロスプレイ・クロスセーブに対応しているということ。
レインボーシックスエクストラクションは、シリーズとしては今作で初めてクロスセーブ&クロスプレイに対応しました。
私は過去作としてR6シージやR6ベガスなどをプレイしていましたが、どれもPS版、Xbox版、PC版それぞれ同じハードのプレイヤーとしか遊ぶことが出来なかったんですよね。
なので発売して間もない時なら良いんですが、ちょっと時間が経つと「ユーザーが少なくてなかなかマッチしない」という状況になることがありました。
レインボーシックスシリーズに限った話ではないですが、せっかくの面白いゲームも過疎で遊べなくなるのは悲しいですよね。
ですがR6エクストラクションはクロスプレイに対応しているので、ハードを問わずに他のプレイヤーとマッチできますし、フレンド登録してパーティーを組むことも、ボイスチャットをすることもできちゃいます。
このおかげで発売から時間が経ってもマルチプレイが遊びやすいので、後発プレイヤーでも問題なく楽しむことができるはずです。
更にクロスプレイだけじゃなくクロスセーブに対応しているのもポイント。
クロスセーブはセーブデータやアカウントの進捗状況がクラウド上に保存されるので、ハードを変えても同じデータでプレイできる仕組みのことです。
これにより例えば「普段はPSやXboxで遊んで、仕事の合間にはPCで遊ぶ」と言ったこともできちゃうんですね。
Game Pass Ultimateに加入していればXbox Cloud GamingによりR6エクストラクション自体をクラウドで遊ぶこともできるので、外出先や友達の家にいるときもスマホやタブレットから自分のデータを使ってエクストラクションを遊ぶ、なんてこともできますよ!
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高難易度では連携が必須
レインボーシックスエクストラクションは本当の協力プレイが楽しめることが大きな魅力のCo-opシューターです。
他のプレイヤーをサポートしたりサポートされながら慎重に目標をこなしていくのが楽しいんですが、この協力・連携の重要さは難易度が上がるほど顕著になってきます。
難易度が低いうちはまだ無茶をしてもなんとか立て直すことができたりしますが、高難易度になると一人でも連携が取れない人がいるとかなりクリアが難しくなります。
敵の数や攻撃が激しくなるのはもちろん、特殊な変異体がでてきたり銃弾を弾く皮膚が追加されていたりするので、一人で突っ込んだりすると敵の処理が追いつかずすぐにやられてしまいます。
しかもやられた味方はもうそのマッチ(以降のステージ)では戦闘に参加できないので、3人でも難しい難易度を味方が少ない人数で進めなければならず、結果目標を諦めて途中で脱出せざるを得なくなってしまいます。
特に野良でプレイしていると意思疎通がなかなか難しい部分があるので、超高難易度ではパーティープレイ(できればVCあり)が必須と言えるかもしれません。
ちなみにやられたままミッション失敗してしまうと、救出するまで次回以降もそのキャラが使えなくなる他、そのキャラクターで稼いだ分の経験値が一時的に消える(救出すれば復活)という厳し目な仕様です。
救出するにはそのやられたミッションを他のキャラクターで再度プレイしなければならないので、そうならないようにもできるだけ味方と協力・連携しながら被害を最小限にして効率よくクリアする必要があります。
レインボーシックスエクストラクションの感想・レビューまとめ
R6エクストラクションの感想・レビューをまとめるとこんな感じ。
ここがGOOD!
- ”本当の協力プレイ”が楽しい
- サクッと遊べてダレない
- R6シージのキャラやガジェットが使える
- クロスプレイ・クロスセーブにも対応
ここがイマイチ
- 高難易度では連携が必須
またこのことから以下のような人におすすめです。
こんな人におすすめ
- 前作レインボーシックスシージファンの人
- 協力・連携するゲームが好きな人
- ステルスゲームが好きな人
ということで今回はUBIの人気タクティカルFPSシリーズの最新作、レインボーシックスエクストラクション(Ranbow Six Extraction)をレビューしてみました。
R6エクストラクションは協力プレイの醍醐味が味わえるデザインで、他の一般的なCo-opシューターとは一線を画すゲームに仕上がっていました。
敵を打倒しながらどんどん先へ進んで行くようなゲームではなくできるだけ見つからないように慎重に進むタイプなので、ちょっと人を選ぶ感じはしますが、ゲーム自体は非常に楽しく、ランダムに目標が設定されるステージは一つのミッション自体が短時間で終わるので飽きずにサクッと遊べるのが非常に良かったです。
またシージに登場するオペレーターやガジェット、システムが使えるので前作のファンはもちろん、普通の打ち合いのシューターが苦手な人でも十分活躍できる為、あまりFPSをやらないという人にも是非遊んでほしいタイトルだと思いました。
ただし高難易度になるほどこの協力・連携プレイが必須になってくるので、一緒に遊べるフレンドの人がいれば別ですが、チームワークや意思疎通が取りにくい野良パーティーだと高難易度はちょっと厳しいのではないかとも感じましたね。
まぁ同じ難易度でも一人だけで挑むソロモード(敵の数や経験値が減少)もあるので、あくまで難しいだけでクリアできないというわけではありませんし、あまりにも難易度が高くてクリアできる人が少なければパッチで調節されると思うので、そんなに心配しなくても大丈夫かもしれません。
ちなみに最新のタイトルというだけあってPS4やXbox Oneなどの旧世代機だと処理落ちやロード時間が長いといった口コミも見かけたので、なかなか入手が難しいですがPS5やXbox Series X|Sといった最新世代ゲーム機・PCで遊んで欲しいですね。(現世代機版は出てないので、ソフト自体はPS4・Xbox One版になります)
なおXboxゲームパス・PCゲームパスなら無料でプレイできるので、お得に遊びたい人は是非試して見て下さい。
関連レインボーシックスエクストラクション(マイクロソフトストア)