こんにちは、もぶ(@mob_gaming_jp)です。
Xbox Series Xでゲームを満喫してる毎日ですが、Game Passで大量のゲームが遊び放題のおかげでストレージの容量が足りません!
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そこで追加ストレージを導入しようと考えたんですが、いかんせんMS公式の拡張ストレージカードは高いんですよね。
そこでもともと自作PCで使用していた現在使っていない1TBのM.2SSDがあったので、USBに変換するケースを使ってXbox Series Xで再利用することにしました。
それが今回レビューする【ELUTENG M.2SSD To USB変換ケース(エンクロージャー)】です。
いきなり結論を言ってしまいますが、安かった割に全く問題なく使用できているので大満足です!
なのでXbox Series Xでの使用に限らず、M.2SSDをNVMeではなく外部USB接続で使用したい人は是非参考にしてみて下さい。
ポイントを3秒で解説!
Xbox Series Xで問題なく動作!
高速&無音で超快適!
ヒートシンク付きでコスパが高い!
ELUTENG M.2SSD変換ケースの概要|こんな製品
今回購入した商品はこちら。
製品名 | USB C TO M.2(M-key)ドライブケース |
ブランド | ELUTENG |
チップ | JMS583-QFN64 |
動作温度 | 0℃~70℃ |
保存温度 | -10℃~85℃ |
内蔵スロット | M.2 M-key |
入力端子 | USB Type C |
出力端子 | M.2 M-key |
転送速度 | 理論上の転送速度は10Gbps、実際の読取速度/書込速度は900 + MB/S |
M-keyインターフェース | NVMeをサポート |
素材 | 透明PC+アルミ合金 |
サイズ | 11*3.5*13cm |
以下Amazonより引用。
【USB Type C to M.2ハードディスクケース】22x30 / 22x42 / 22x60 / 22x80mmのM.2 NVMe M key SSDのみに対応します。 ※ご注意:すべての SATA / PCIE AHCI のM.2 NGFF SSDに非対応です。SSDが真新しいならばそれをフォーマットする必要があります。
【超高速転送】USB Type C の理論上の転送速度は10Gbpsに達せます。実際にテストされた読み書き速度は最大900 + MB / Sですが、デバイスのインターフェイスと作業環境は実際の読み取り速度に影響します。USB 2.0に接続すると、USB 2.0の速度にしか到達できません。※UASP機能も対応して、利用する場合、PCはUASP機能が付くか予めご確認ください。
【優れた放熱性】両面銅メッキで、放熱ために多い穴を備えます。伝熱面積を増やすアルミ製パネルがあります。熱伝導シリコンパッドを内蔵して、素早く放熱します。これにより、ハードドライブの寿命を延ばします。
【使用便利】工具なしで簡単にインストールできます。プラグ&プレイで、ドライブ不要です。青色LED表示灯を付いて、待機中はずっとオンになり、読み書き中に点滅します。これは作業ステータスが見やすいです。
【強大な互換性】Win10 / 8 / 7 / VISTA / XP / Linux 及びMACOS 10以上のシステムに対応します。USB C オス to オス 変換ケーブルやUSB C オス to USB3.0オス 変換ケーブルを付属して、様々なニーズに満たします。
こちらのM.2SSD変換ケースは中華ブランドELUTENGが主にAmazonで販売している商品です。
中国か台湾の企業のようで、一応公式サイトがあり、自社ブランドのオリジナル製品を扱っています。
Amazonには全く同じ製品(OEM?)を自社ブランドとして扱っている中華業者が大量にいますが、このELUTENGは自社オリジナル製品(恐らく)を販売している、数少ない企業だと思います。
実は今回のケースだけじゃなく過去にPS4でSSDを使いたいと思ったときにもこちらの会社の変換ケースを購入していて、そのときに全く問題なく動作した経験があった為、今回また購入した感じです。
※現在こちらの商品は生産終了し新型モデルに置き換わったようなので、以下後継モデルのリンクを掲載しておきます。
ELUTENG M.2SSD変換ケースの外観
ということで早速商品の方見ていきましょう。
まずはパッケージから。
安い商品なのでダンボールの箱です。
ただよくある黒印字だけのものと違って、白とオレンジのカラーが使われているのは意外でした。
パッケージ裏面。
一応日本語の記載も見れますね。
またRoHSやCEなどの環境基準にも適合しているようです。
セット内容はこんな感じ。
ELUTENG M.2SSD変換ケースのセット内容
- 変換ケース本体
- 取扱説明書
- USB Type-C ケーブル
- USB Type-A ケーブル
- 熱伝導シリコンシート
- M.2SSD固定用ピン x3
変換ケース本体だけじゃなく、細かい付属品がいろいろはいっていました。
特にシリコン製の熱伝導シートが入っているのは嬉しいポイント。
また固定用のピンも、小さくてなくしやすいことを考えてなのか3つ入っていたのは好印象です。
ケーブルはそれぞれ25cmほどで、あまり長くはありませんが必要十分といった感じ。
続いて本体を見てみます。
本体は主にプラスチック製で、スモークのかかったクリアパーツで内部の基盤などが見えるようになっています。
またM.2SSDが位置する部分は取外し可能なカバーとなっていて、効率的に熱を逃がせるようにヒートシンクが装着されています。
サイズはAmazonの商品説明によると11*3.5*13cmとなっていましたが、実寸ではおよそ縦11cm、横3.5cm、厚さ1cmでした。
本体裏面。
裏面もクリアにスモークがかかっていて、内部のパーツが見えるようになっています。
M.2SSDを装着するには、表側にあるヒートシンクと一体化している蓋を外します。
蓋はスライドするだけで簡単に外れますね。
蓋を外したところがこんな感じ。
装着できるM.2SSDのサイズは2230、2242、2260、2280と、基本的なものは全て対応している模様。
重さを図ってみました。
ケース単体の重さは29.2gと、およそ30g程度の重さとなっています。
M.2SSDを装着した場合でも50g未満だと思うので、持ち運びなども余裕ですね。
M.2SSDを装着したものがこちら。
装着はSSDを差し込んで、固定用のゴムピンで止めるだけです。めちゃ簡単。
ちなみに使ったM.2SSDは以下の製品です。
蓋も問題なくしまりました。
ちょっと写真が全体的にボケて見づらくなってしまいましたが、ELUTENG M.2SSD変換ケースの外観については以上です。
ELUTENG M.2SSD変換ケースの使用感
では次にELUTENG M.2SSD変換ケースを実際に使用してみて感じたことをまとめていきたいと思います。
ちなみに私の主な用途としては、
- Xbox Series Xでの追加ストレージ
となっていて、PCや他のゲーム機では使用していません。
なのであくまでXbox Series Xで試した上での感想という点をご了承下さい。
ですが恐らく他のゲーム機でも問題なく利用できると思います。たぶん。
Xbox Series Xで問題なく動作
こちらの製品、もともとはM.2SSDをポータブルストレージとして持ち運び、ノートPCなどで使うのを想定して作られていると思います。
ですが私が試したところ、少なくともXbox Series Xでは全く問題なく動作することを確認しました。
そのため兄弟機種であるXbox Series Sはもちろん、Xbox OneやPS4、PS5などの他のゲーム機でも利用できる可能性が高いです。
冒頭でもお伝えしましたが私はこの製品のブランドであるELUTENG製のSSD変換ケースをPS4で使用していて、そちらも問題なく使えましたしね。
ただ注意点として、Xbox Series XやSeries Sに最適化されたタイトルは本体の内蔵ストレージもしくは公式追加ストレージカード以外のものではゲームが起動しない(インストールやデータ移動はできる)ので気をつけましょう。
詳しくは以下の記事で解説しています。
関連Xbox Series X|Sで外部ストレージを使う場合の注意点とおすすめ製品
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速度が早く、ストレスを感じない
ELUTENGのM.2SSD変換ケースは、公式によるとおよそ900MB/Sほどの読み込み速度がでるようです。(ちなみに使用したM.2SSD本来の読み込み速度は最大3,400MB/Sです)
一応PCとXbox Series Xでは速度に違いがあるかもしれませんが、私の環境ではインストールしたどのゲームも快適で、起動やロードでストレスを感じることはありませんでした。
Xboxでの速度が測定できていないので具体的にどれくらいの速度が出ているのかはわかりませんが、体感的には標準の高速ストレージとほぼ変わらない速度なんじゃないか?って感じ。
というかPCで使っているときもそうですが、HDD(速度100MB/S前後)からSSD(600MB/S前後)に変えたときは劇的に変化の差を感じましたが、SSDからM.2SSD(3,000MB/S前後)に変えたときはそこまで体感できる差は感じませんでした。
なので流石にHDDとは大きな差があると思いますが、標準ストレージ、追加ストレージカード、外部SSD、外部M.2SSDでは数値ほどの性能差は感じないかもしれませんね。
ヒートシンクが効率的に排熱している
M.2SSDは自作などで使ったことのある人であればわかると思いますが、かなり発熱します。
そのためPCに組み込む場合でも動作の安定性を高めるためにヒートシンクを装着する人が多いほど。
最近PS5でM.2SSDを増設(内蔵)する場合にもヒートシンクを付けるように公式からコメントがありましたね。
で、今回のような外付けの場合は内蔵する場合に比べると放熱しやすいのですが、それでもやっぱりあったほうが良いに決まってます。
ELUTENGのM.2SSD変換ケースはその点ケースにヒートシンクが標準で付属しているので、安心。
実際に触ってみてもヒートシンクの部分が熱を持っていることがわかるので、効率的に排熱できているように感じます。
無音なのでゲームに集中できる
これはケースの問題ではなくM.2SSDだからではありますが、HDDのように内部に物理的に動く仕組みがないSSDやM.2SSDでは、動作音などがありません。
そのため静音性が非常に高い・・・というか無音なので、ゲームに集中して楽しむことができます。
もしかするとケースによっては基盤からコイル鳴きのようなノイズが聞こえるものもあるのかもしれませんが、少なくとも私が購入したこちらの製品では全く問題ありませんでした。
安価でコスパが高い
Xbox Series Xで快適に動いてるだけでも十分ですが、やっぱりこの製品はコスパの高さが一番の魅力だと思います。
私が購入したときは2,000円ほどの価格でしたが、それでヒートシンクや放熱用シリコンなどが付属。
また装着も簡単でUSBケーブルも2本ついているので、他に余計な出費がありません。
とにかくコストパフォーマンス抜群なので、ゲーム機だけじゃなくPCで使うために購入を考えている人にもかなりおすすめできる製品です。
アクセスランプの明かりがちょっと気になる
個人的にこの商品に関してデメリットのようなものはなかったんですが、もしあげるとすればアクセスランプの明かりですかね。
こちらの製品には上部に青く光るLEDのアクセスランプがあるんですが、これの光り方がやや強め。
なので人によっては気になる人も出てくるかもしれません。
ノートPCなど、手元において使う人などは気になるかも?
ちなみに青いLEDは電源が入っている(接続している)ときは常に点灯していて、読み書きなどアクセス中は点滅するようになっています。
ELUTENG M.2SSD変換ケースの感想まとめ
ということで今回はELUTENGが販売しているM.2SSD To USB変換ケースをレビューしてみました。
まとめるとこんな感じ。
ここがGOOD!
- ゲーム機(Xbox Series X)で問題なく動作
- 速度が早く、ストレスを感じない
- ヒートシンクが効率的に排熱している
- 無音なのでゲームに集中できる
- 安価でコスパが高い
ここがイマイチ
- アクセスランプの明かりがちょっときになる
このことから以下のような人におすすめです。
こんな人におすすめ
- Xboxなどゲーム機で余ったM.2SSDを使いたい人
- 速度が早く安定した外部ストレージが使いたい人
- コスパの良いM.2SSD変換ケースが欲しい人
ELUTENGのM.2SSD変換ケースは安価な割にヒートシンクや付属品が揃っていて、コストパフォーマンスが非常に高いと感じました。
また肝心な動作も全く問題なく、Xbox Series Xでも快適に動作しています。
Xbox Series Xで動作しているので兄弟機種であるXbox Series Sでも動作するでしょうし、別な製品ですがこのブランドのSSDケースがPS4で問題なく使用できているので、PS4やPS5でも使える可能性が高いです。
そのためゲーム機の追加ストレージ用にM.2SSDのUSB変換ケースを探しているという人にはかなりおすすめしたい製品となりました。
もちろんPCで使用する人にもおすすめです。
最後までご覧いただきありがとうございました!もぶ(@mob_gaming_jp)でした。
※現在こちらの商品は生産終了し新型モデルに置き換わったようなので、以下新しい製品のリンクを掲載しておきます。