こんにちは、もぶ(@mob_gaming_jp)です。
コスパが良いものはついつい買ってしまいがちな私ですが、以前海外のガジェット通販サイトを覗いていたときに一流ブランド品でありながらめちゃくちゃ安いワイヤレスイヤホンを見つけてしましました。
それが今回紹介するLenovo QT81。そう、ThinkPadやIdeaPadなどのビジネスPCからLegionといったゲーミングPCで知られているあのレノボのイヤホンです。
※ちなみにThinkPadはもともとIBMの製品だけど買収されてLenovoブランドに変わっています。
セールだったこともありますが、私が購入したときの価格はなんと日本円で約1,600円。
ワイヤレスイヤホンも最近はXiaomiなどから5,000円以下のモデルが登場していますが、QT81は知名度のあるブランドのものとしてはおそらくコスパ最強な製品だと思います。
しかも安いだけじゃなくBluetooth5.1に対応していたり防水だったりと機能も充実。
そんなQT81、激安のワイヤレスイヤホンを探している人は必見です!
ポイントを3秒で解説!
低音が弱めだけど違和感なく音楽が聴ける
タッチセンサーが快適
IPX4で多少の水濡れも安心
Lenovo QT81の概要|こんな製品
今回購入した商品はこちら。
製品名 | QT81 Bluetoothワイヤレスイヤホン |
ブランド | Lenovo(レノボ) |
パッケージサイズ(長さx幅x高さ) | 14.00 x 11.20 x 3.80 cm |
パッケージ重量 | 約130g |
主な機能 | Bluetooth5.1、IPX4防水、タッチセンサー、バッテリー残量ディスプレイ、自動ペアリング、左右独立、5時間連続使用可能なバッテリー、デュアルマイク |
以下TOMTOPより引用。
概要:
BT 5.1テクノロジーは、より高速なデータ転送速度、より安定したパフォーマンス、およびより低い消費電力をもたらします。 TWSテクノロジーにより、左右のイヤホンチャンネルが分離されます。イヤフォンは、単独またはペアで使用できます。充電ボックスから取り出すときの左右のイヤフォン間の自動高速ペアリング。 BT対応のオーディオデバイスと簡単かつ迅速にペアリングできます。イヤフォンを充電するための1200mAh充電ボックスを装備。内蔵マイクは、よりクリアでリアルな会話音を提供します。それはあなたに完璧なユーザーエクスペリエンスをもたらします。特徴:
TWS BT5.1:
ワイヤレスデュアルイヤーデザインで、イヤフォンを単独またはペアで使用できます。 BT 5.1は、より高速なデータ転送速度、より安定した接続、およびより低い消費電力をもたらします。
高速で簡単なペアリング:
充電ケースから取り出すと、自動電源オンと左右のイヤフォン間の高速ペアリング。 BT対応のオーディオデバイスと簡単かつ迅速にペアリングできます。
長いバッテリー寿命:
各イヤフォンの40mAhバッテリーは、約5時間の音楽再生時間を提供します。イヤフォンは1200mAh充電ボックスで自動的に充電できます。
デュアルマイクでハンズフリー:
内蔵のデュアルマイクは、ステレオモードでよりクリアでリアルな会話音を提供します。 BT5.1チップは音声の細部を大きく把握することができます。
バッテリーデジタルディスプレイ:
LEDバッテリーデジタルディスプレイは、イヤフォンと充電ボックスのバッテリー許容量を明確に表示できます。充電ボックスは、緊急時にモバイルデバイスを充電するためのモバイル電源として機能します。
スマートタッチコントロール:
タッチコントロールデザインで、耳に負担をかけません。音楽、音量、通話を簡単に制御し、音声アシスタントをアクティブにします。
QT81はレノボが海外向けに販売している完全ワイヤレスイヤホンです。
私は今回セールで1,600円ほどで購入しましたが、そもそもが4000円ほどで購入できる激安商品。それでいてIPX4防水やバッテリー残量のデジタル表示などの機能に対応しているのがポイントです。
注意点として日本では売られていないため、購入には基本的にTOMTOPやGearbestなどの海外通販サイトを利用することになります。
とは言っても支払いはクレジットカードやPaypalが普通に使えますし、日本のサイトと違うのは英語で住所を入力するくらいで、あとは送料もかからず待ってれば普通に届きます。
特に難しくありませんが、海外通販サイトの利用手順に関しては今後記事にしてまとめておきますね。
Lenovo QT81の外観
ということで早速商品の方見ていきましょう。
パッケージはこんな感じ。
思いっきり中国語です。
まぁ海外向けの中国(台湾)製品は基本的に英語と中国語で書かれているのが多いので、個人的には見慣れてます(笑)
ただ謎だったのが届いたときの袋の中に、
めちゃ短いUSBケーブルが入っていました。
なんだろう、間違っていれたのかそれともサービスしてくれたのか謎です。
パッケージ裏面。
裏面もがっつり中国語ですが、案外読めたりします。
「尺寸」や「重量」などはそのまんまですしね。
謎のUSBケーブルに続いて気になった点がもう一つ。
パッケージを開けようとしたところ、逆に入っていました。
普通この開け方だと製品が上から取り出せるようになっていると思うんですが、思いっきり下向きです・・・。
中身はこんな感じ。
内容物としては、
- 充電ケース
- イヤホン本体
- USB充電ケーブル
- 取扱説明書
以上となっていました。
ちなみに説明書には英語表記もあるので、操作方法などが不安な人も大丈夫だと思います。(特に難しい操作はないですが)
続いて本体の詳細をチェックしていきましょう。
ケースにしまった全体像はこんな感じ。かなりコンパクトです。
ケースは蓋の部分が光沢あり、ケース本体の部分は非光沢となっています。素材はどちらもプラスチック。
前面にはUSB Type-AとType-Cのコネクタがあります。Type-Cがイヤホン+ケース充電用、Type-Aがモバイルバッテリーとして他の製品を充電するときに使うものです。
ちなみにケース自体には1200mAhのバッテリーが内蔵されています。
ケース裏面。
裏面にはモデル名やRoHS・CEやらの対応した規格マークなどがプリントしてあります。
本体背面。
背面はフタ開閉時のヒンジがあるだけ。
左右も特に何もありません。
蓋を開けるとこんな感じ。
開けるとわかりますが、フタの部分はスモークになっています。
これにより内側からは外が見えますが、外側からはケースの内部は見えにくいです。
上部には後述するバッテリーのデジタル表示モニターがついています。
イヤホン本体。
イヤホン本体は光沢のあるプラスチック素材です。Lenovoのロゴもプリント。
ちなみにワイヤレスイヤホンですがデュアルマイクも内蔵されているので、通話などにも使えます。
イヤホンの外側にはタッチセンサーがついています。
この丸い部分ですね。
ここをタップすることで再生/一時停止、左右で違いますがダブルタップで音量アップ/ダウン、次の曲/前の曲といった感じで操作できます。
重さも測ってみました。
イヤホン1つの重さは4g。非常に軽いです。
次はケース単体。
最後にイヤホン2つ+ケース全体での重さ。
約81g。100g未満+コンパクトな外観なので、持ち運びで困ることはまずないでしょう。
Lenovo QT81の使用感
では次にLenovo QT81を実際に使用してみて感じたことをまとめていきたいと思います。
ちなみに私の主な用途としては、
- 仕事中にBGMを聴きながら作業するとき
- ストリーミングでゲーム(Project Xcloud)するとき
こんな感じで、最近はゲームでは使ってないですが仕事中はほぼ毎日2~3時間ほど使っています。
低音が弱めだけど違和感なく音楽が聴ける
QT81は安価なイヤホンなので仕方ないですが、低音が弱めです。なのでHIPHOPなどの低音が強い曲を聴きたいという人は注意。
ただ、聴けないレベルで酷いのかというとそうじゃなく、Appleの純正イヤホンearpodsよりやや弱い程度ですかね。
逆にあまり低音にこだわらないのであれば価格の割に普通に聴けるイヤホンだと思いました。
ちなみに低音にこだわる人は以下の記事でも解説していますが、ヘッドホンor高級イヤホンにするのがおすすめです。
-
【素人でもわかる】ヘッドホンとイヤホンの違いを比較解説
続きを見る
ホワイトノイズと遅延がやや気になる
これはQT81というより安いワイヤレスイヤホンにありがちな問題ですが、ホワイトノイズと遅延はやっぱりあります。
ホワイトノイズは特に接続したばかりのときに聞こえることが多く、接続して何も音を出していないと数秒間サーッと聞こえたりします。そして急に止まる(笑)
あと遅延は音楽を聴いている分には問題ないですが、動画を見たりゲームをしている場合は音と映像のズレが多少でてきますね。
これらは私の用途であればほぼ問題ないですが、人によっては気になる人がいるかもしれません。
バッテリーの残量表示が便利
QT81にはケースにバッテリー残量のデジタル表示ディスプレイがついています。
こんな感じ。
左上から「46」「74」「46」という数字が見えると思いますが、これはそれぞれ「左イヤホンのバッテリー残量」「ケースのバッテリー容量」「右イヤホンのバッテリー容量」を表しています。
イヤホンを使用した後ケースにしまうとこのように表示され、左右のバッテリーが47、48、49・・・のように回復してきます。逆に一定容量充電するたびに中央の数値は減少してきます。
これがかなり便利で、一般的な3、4段階でのLEDでバッテリー表示をしているものに比べると、かなり具体的に残容量がわかります。
ちなみにケースのフタを締めていてもこの表示は見えます。
こんな感じでスモーク調のケースですがバッテリーの表示だけは外にも見えるようになっているので、イヤホンの充電が後どれくらいで終わるのかが簡単に確認できます。
(バッテリーの数値が点滅していた為、ちょっと写真がわかりにくかったですね)
タッチセンサーが楽
QT81は操作がイヤホン側面にあるタッチセンサーとなっています。
物理的なスイッチを使っている製品がまだまだ多いなかこちらはタッチ式なので、軽く触れるだけでコントロールが可能。これがかなり楽ちんです。
タップかダブルタップだけと難しいジェスチャーもなく非常にシンプルなので、誰でも力を入れず簡単に操作することができます。
IPX4で多少の水濡れも安心
あまり濡れるような場面で使う人は少ないと思いますが、QT81はIPX4規格に対応しています。
これは多少水に濡れても大丈夫というもので、具体的には雨や水滴にあたってOKというレベルのようです。
なので「水中でも使える!!」というような完全防水ではありませんが、使っているうちにうっかり濡らしてしまっても問題ないというのは精神的にかなり優しいですよね。
私は屋内で作業中にしか使わないですが、通勤時やウォーキングなどで雨が降って来たときなど、いろいろ役立つシチュエーションがありそうです。
Lenovo QT81の感想まとめ
ということで今回はLenovoから海外向けに販売されている激安ワイヤレスイヤホン、QT81をレビューしてみました。
まとめるとこんな感じ。
ここがGOOD!
- シンプルなデザイン&コンパクトで軽量な本体
- 安くても十分聞ける音質
- バッテリーのデジタル表示が便利
- タッチセンサーで操作が楽
- IPX4規格対応
ここがイマイチ
- パッケージがチープ、梱包が雑
- 低音が弱め
- ホワイトノイズと遅延がやや気になる
このことから以下のような人におすすめです。
こんな人におすすめ
- 2,000円以下のワイヤレスイヤホンを探している人
- Lenovoという大手ブランド製に魅力を感じる人
- JPOPやアニソンなど、あまり低音を使わない曲を聞く人
QT81は低音が弱めだったりホワイトノイズや遅延があったりと、よくある安価なワイヤレスイヤホンのデメリットを感じました。
ですがその一方で、安価ながら十分聞ける中高音、デジタル表示ディスプレイ、5時間連続使用のロングバッテリー、タッチセンサー、IPX4、Bluetooth5.1など、1,600円ほどの価格で買えるイヤホンとは思えない魅力的な製品となっていました。とにかくコスパ最強です。
なので高性能なイヤホンを探している人には合いませんが、軽く作業するときや移動するときに使ったり、サブイヤホンを探しているという人にはかなりおすすめできる一台と言えるでしょう。
購入が海外の通販サイトからしかできないのがやや難点ですが、高コスパな激安イヤホン、それも有名ブランドのものを探している人にとってはこれしかないと思います。
最後までご覧いただきありがとうございました!もぶ(@mob_gaming_jp)でした。
※ホワイトモデルもあるよ!