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ゲーム

【モンスターハンターライズ】レビュー|劇的に遊びやすくなった和風モンハンが面白い!

2021年4月14日

こんにちは、もぶ()です。

皆さん狩り楽しんでますか!?

狩りといえばモンハン。モンハンといえばそう、最新作の『モンスターハンターライズ(モンハンライズ、MHRise)』です。

MHW:IBから1年半ぶりの新作かつSwitchでは初のモンハンということもあり、楽しみにしていた人も多いのではないでしょうか。

私はXbox Game Passが楽しいので当初買うのを悩んでいたんですが、発売日が近づくにつれてツイッターでの盛り上がりが増し、また周りの知り合いも購入する人が多かったので発売日の2、3日前に急遽予約することに。

そして遊んでみたらまぁ楽しい!!しかも色々遊びやすくなっているではないですか!

結果、1週間位モンハン漬けの毎日に・・・

そこで今回は実際に遊んでみてわかったこれまでのシリーズとの違いなども含め、大人気モンハンライズの感想・評価をまとめていきたいと思います!

ポイントを3秒で解説!

システムが簡略化されてストレスが減少
マルチプレイが気軽にできる
解像度やフレームレートが低い

モンスターハンターライズの概要|こんなゲーム

ジャンル アクション、ハンティング
開発 カプコン
販売 カプコン
対応ハード Nintendo Switch
発売日 2021/03/26
価格(税込) パッケージ版:8,789円
ダウンロード版:7,990円
デラックスエディション:8,990円
リミテッド・エディション:17,600円
狩友ダブルパック:16,779円
公式サイト https://www.capcom.co.jp/monsterhunter/rise/

以下Amazonの商品説明より引用。

躍動する狩猟本能!
魅力的な世界観の中で、新たなアクション、新たなモンスター、新たなフィールドが盛りだくさん。かつてない狩猟体験が、ハンターたちを待っている!
Nintendo Switchを携えて、狩り場に集え!

モンスターハンターライズはカプコンの大人気ハンティングアクションゲーム「モンスターハンター」シリーズの最新作です。

戦国・江戸時代のような拠点やフィールド、妖怪がモチーフの新モンスターなど、全体的に”和”を意識した作りになっているのが特徴。

また詳しくは後述しますがシステム面にもかなり変更が加えられていて、新システムの翔虫を使った立体的な動きのほか、新規ユーザーでも遊びやすいように様々な部分で簡略化が行われています。

発売日は2021年3月26日。前作のモンスターハンターワールド:アイスボーンが2019年9月6日発売だったので、およそ1年半ぶりの新作となります。そう考えると意外と早いですね。

というのも、どうやら今作はアイスボーンの前の無印版モンスターハンターワールド(MHW)と同時並行して作られていた作品のようで、製作期間でいうと既に5〜6年以上?経ってるわけですね。

そのため今作はMHW以前(各ナンバリング、XXなど)のモンハンの続編という位置づけとのことです。

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モンスターハンターライズの感想・印象に残ったポイント

では実際にモンハンライズをプレイしてみての感想を、印象に残った点を中心に書いていきたいと思います。

ちなみに私の現在の状況はこんな感じ。

  • プレイ時間は80時間ほど
  • HR7
  • 里クエ・集会所クエクリア済み
  • メイン武器の装備がだいたい揃ってきた
  • 過去作は初代、G、2、ポータブル、フロンティア、ワールドを経験済み

ある程度装備が完成してきたので自分の中では結構満足してますが、多くのモンハンプレイヤーからしたらまだ全然やり込みがたりないレベルだと思います(汗)

というかこうしてみると結構過去作やってたんだなぁ〜。

初代買ったときなんて知名度全然なくて、周りでやってる人誰もいなかったのが懐かしい・・・。

 

解像度&フレームレートが低く、MHWより画質が劣化

一見綺麗だけどよく見ると荒い画質

いきなりネガティブな意見を言ってしまいますが、今作をプレイして最初に感じたのが解像度の低さです。

私が最後にプレイしたのはPS4版のMHW。解像度はフルHD(1920x1080)で4K環境ではありませんが、グラフィックはかなり綺麗だった印象があります。

・・・が、モンハンライズを起動してびっくり。ボケボケ!!!(プケプケみたいに言うな)

 

気になって調べてみたら、通常のTVモードでも1344x756、携帯モードでは更に低い960x540となります。

せめてTVモードだけでもフルHDにしてほしかった・・・

またフレームレートは固定で安定するのは良いのですが、30FPSなので解像度と相まってかなり低い。なので慣れないとかなり目が疲れます。

まぁ体験版を触ってわかっていたことではあるんですが、製品版を触ってみて改めて画質だけは残念に感じました。画質だけは。

逆に言うとこの画質の低さくらいしか大きな不満点は感じなかったんですけどね。

 

MHWのようなオープンフィールド+高速移動

今作はMHWやMHW:IBと同様に、クエスト出発時の読み込み以外ではローディングを挟まないオープンフィールドでの狩りとなります。

Switchは本体性能が高くないのでどうなるか心配でしたが、普通に遊べてびっくり。その分ボケボケだけど。

ただフィールドを広くすると移動に時間がかかったりというデメリットもあるんですが、今作は快適に移動できるポイントがいくつかあります。

まずはいつでも呼び出して乗れる新要素のオトモガルク(犬)。ガルクに乗るとより通常のダッシュよりも早く移動できますし、更にドリフトダッシュを使うことでもっと早く走ることができます。

次に翔虫を使ったワイヤーアクション。翔虫はMHWでいうガンスリンガーみたいなもので、自然回復するゲージを使って前後左右はもちろん、空中や高所への移動もできるようになっています。ちょっとした距離の短縮はもちろん、通常は大きく回り込まないといけないようなフィールドも、山を乗り越えて反対側まで渡るといったこともできちゃいます。

そして条件をクリアすると開放されていくサブキャンプへのファストトラベルで、目的地への距離を一気に短縮することが可能。

これらのシステムによって移動が苦痛じゃなくなったので、この感じだと今後もオープンフィールドが基本となっていきそうですね。

 

システムが簡略化されてストレスが大幅に減少

メディアなどでは新要素ばかりがPRされていますが、個人的に一番良かったのがここ。

今作ではこれまでのシステムの様々な部分が簡略化されています。具体例をあげると以下のような感じ。

    • フィールド採取は回数が1回に固定、更に道具が不要で採集ポイントは一定時間で復活(再採取可能)
    • 砥石が回数無限でアイテム欄の圧迫なし
    • 肉焼きセットや投げナイフもアイテム欄を埋めない
    • ガルク(犬)に乗って移動しながら採集ができ、砥石や回復薬などのアイテムも使える
    • ホットドリンク・クーラードリンク廃止
    • ペイントボール廃止(MHWで既に導入済み)
    • 体力が減って捕獲できるタイミングになるとアイコン表示・通知が出る

この他にもまだあると思いますが、ぱっと思いつくだけでもこれだけあります。

特にフィールド採取はかなり快適になった印象。これまでのようにわざわざ消耗品のピッケルや虫あみを持ち歩く必要がなく、回数も一度で終わる(1回のモーションで3個手に入る)ので、めちゃくちゃ楽になりました。

しかもペットに乗りながらでも採取できるので、採集ポイントにダッシュしながらA連打でサクッととってすぐに移動することができちゃうわけです。

またペットに乗りながらといえば砥石や回復薬などのアイテムもペットで移動しながら使うことができるので、例えばモンスターとの戦闘中にペットに乗れば、攻撃を回避しながら安全に切れ味や体力を戻せます。

これらはかなりゲーム性に影響しているので、もしかするとシリーズのヘビーユーザーにとっては簡単で物足りなく感じるかもしれません。

ただ多くの人にとってはストレスが減って快適になったと思いますし、新規ユーザーでもハードルが下がって遊びやすいので、個人的には良い変更だと思いました。

 

マルチプレイも気軽に遊べるように改良

今作ではマルチプレイも気軽に参加できるように改良されています。

私が最後にプレイしたのはMHWですが、MHWではマルチプレイに参加する場合、自分or誰かが立てた集会エリア(部屋)に合流しなければなりません。

救難信号を発した人がいればそのクエストにいきなり合流することもできますが、基本的には「誰かの部屋に参加者が集まって遊ぶ」という形になります。(記憶が曖昧なので間違ってたらコメントお願いします)

ですがライズでは同じように部屋を作って集まれる一方で、わざわざ部屋を作らなくてもクエストを受けるときに他のプレイヤーと共闘するかどうかを選べ、選んだ場合は他のプレイヤーが自動的に参加、そしてクエストクリア後に自動で解散するというシステムが導入されています。

オンライン対戦・協力ゲームにある「クイックプレイ」「クイックマッチ」的な感じ!

これにより面倒な手間ややり取りがなく、クエストだけをサクッとマルチプレイで遊べる為、かなりテンポの良いプレイができるようになりました。

またプレイしていて今後も一緒に遊んでみたいと思った場合にはクエストクリア後に相手に「グッド」という評価を送れるのですが、そこで相互グッドになればSwitchのフレンドになっていなくても専用のリストからゲームの参加・招待ができるようになります。

ただし部屋を作ってフレンドを招待する場合、同じロビー内に入れるのがMHWでは最大16人だったのに対し、モンハンライズでは4人までとなりました。

このあたりもスペックによる問題が大きいと思いますが、大勢で同じ場所でわちゃわちゃするのが好きだった人にとってはやや残念ではありますね。

 

過去作よりボリュームが薄め

※以下軽微なネタバレを含みます。

発売から間もなくイベントなどがまだないことも関係していますが、本作はこれまでの作品に比べ、コンテンツのボリュームが少ないように感じました。

里(オフライン)でのメインクエストは急がず普通に遊んでいても10〜15時間ほどでクリアできますし、進めることで集会所(オンライン)で参加できるクエストが★4以上からになるというショートカットが使えるおかげでマルチもすぐに上位クエに行けるようになります。

集会所のクエも★7までありますが、一つ一つのレベルで収録されているクエストの量がシリーズの中では少なめなので、慣れているプレイヤーはすぐにコンプしてしまう感じに。

新コンテンツの百竜夜行も敵の強さが変わるだけで基本はバリスタや大砲を撃ちまくるだけのWAVE制のゲームなので、ちょっと飽きっぽい。

HR(ハンターランク)もまだ上限が開放されておらず7でカンストですし、そしてその後のエンドコンテンツが現状ではほぼありません。

なので新規出始めた人には丁度よいと思いますが、過去作を何百時間とガッツリ遊んでいたハンターの人たちにはちょっと物足りなさがあると思います。

ただしこれらのボリューム不足はアプデで改善されていくでしょうし、4月下旬に予定されているアップデートではHRの上限解放も予告されています。

またこれまでの作品に比べれば確かにボリュームは少なめですが、それでも里クエ・集会所クエを全て遊べば30時間以上はプレイできると思いますし、私もその後の装備作りなどで結局80時間ほどは遊んでいる為、一つのゲームのボリュームとして考えれば十分と言えるでしょう。

とりあえずは4月のアップデートに期待!

 

モンスターハンターライズの感想まとめ

ということで今回は大好評発売中のモンハンライズこと『モンスターハンターライズ』をレビューしてみました。

感想・レビューをまとめるとこんな感じ。

ここがGOOD!

  • MHWのようなオープンフィールド+高速移動
  • システムが簡略化されてストレスが大幅に減少
  • マルチプレイも気軽に遊べるように改良

ここがイマイチ

  • 解像度&フレームレートが低く、MHWより画質が劣化
  • 過去作よりボリュームが薄め

またモンハンライズは以下のような人におすすめです。

こんな人におすすめ

  • モンスターハンターシリーズが好きな人
  • 装備やアクセで自分だけのビルドを考えるのが好きな人
  • PVPよりもPVEの協力プレイゲームが好きな人

 

モンスターハンターライズは大人気ハンティングアクションゲームの最新作にして初のNintendo Switch向けタイトルです。

これまでの作品同様、迫力のある大型モンスターとの戦闘や武器ごとに違う爽快感のあるアクション、そして装備作りの楽しみはそのままに、逆にこれまでストレスを感じていたような要素が大幅に軽減された作品に生まれ変わりました。

特に採取が一度で済むことやペットで移動しながら回復薬や砥石を使えるというのは個人的にかなり快適で、今後も使ってほしいシステムだと感じました。

こういった仕様は今後も継続してほしい!

またマルチプレイの敷居も下がり、参加したいクエストを選んでマッチングしたらクリアして解散というこれまでで一番遊びやすい仕様になったのも◎。

ただしNinteido Switchというハード性能の限界上、解像度とフレームレートが低いこととボリュームが少なめなのは残念なポイントとなっています。

とはいえゲーム自体はこれまでの作品から遊びやすく完成度が高くなっているので、シリーズのファンはもちろん初めてモンハンに触れてみようかと考えている人に非常におすすめできる作品と言えるでしょう。

ちなみにモンスターハンターライズは2022年にはMHW同様、SteamによるPC版も発売が予定されています。

PC版ではおそらくというかほぼ確実に高解像度&フレームレート無制限で遊べると思うので、グラフィックの質を上げたい人はPC版が出るまで待つというのもありですね。

最後までご覧いただきありがとうございました!もぶ()でした。

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もぶ

雑食ゲーマー。浅く広くいろんなゲームを遊んでます。 最近はXbox Series Xを手に入れてGamePass三昧。

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