こんにちは、もぶ(@mob_gaming_jp)です。
Xbox Series X|SやXbox One用で背面ボタンコントローラーが欲しいんだけど、エリコン2などの背面ボタン付きコントローラーって高価ですよね。
でもXbox純正コントローラーよりも安いのに背面ボタンやミュートボタンが備わっているコントローラーがあったら欲しいと思いませんか?
そんな人におすすめしたいのが、今回紹介する【Turtle Beach RECON Controller(タートルビーチ リコン コントローラー)】です。
このコントローラーは一言でいうとコスパ最強、それに尽きます。背面ボタンはもちろん、めちゃくちゃ多機能なのに5,000円~6,000円ほどで購入できちゃうんです。
ただ、使っていて致命的な不具合が起きたのも事実なので、そのあたりも踏まえてレビューしていきたいと思います。
Turtle Beach RECON Controllerに興味がある人はは是非参考にしてみてください。
ポイントを3秒で解説!
安いのに多機能!コスパ最強
スティックや背面ボタンが操作しやすい
不具合が起きやすい
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Turtle Beach RECON Controllerの概要|こんな製品
今回購入した商品はこちら。
製品名 | Turtle Beach 有線 ゲームコントローラー RECON CONTROLLER |
ブランド | Turtle Beach |
対応機種 | Xbox Series X|S、Xbox One、PC |
梱包サイズ・重量 | 0.18 x 0.07 x 0.19 cm、490 g |
接続方式 | 有線(USB Type-A) |
付属品 | USBケーブル、取扱説明書、ステッカー |
主な機能 | 4種類のTurtle BeachシグネチャーEQプリセット、ゲームとチャットのボリュームミックス、マイクモニタリング、Pro-Aimフォーカスモード、Superhuman Hearing、2種類のマッピング可能なクイックアクションボタン、人間工学に基づいた冷却グリップ、振動フィードバック、ゲームとチャットの音量バランス調整、高感度のコントロール、3.5mm ヘッドセット接続 |
価格 | 6,480円 (税込) |
以下Amazonより引用。
Xbox Series X、Xbox Series S & Xbox One | Windows 10 対応の Turtle Beach Recon Controller は、オーディオと操作性へ同時に変革をもたらす初のコントローラーです。他のコントローラーと異なり、3.5mm ヘッドセット端子に接続し、Turtle Beach が誇る Superhuman Hearing、マイクモニタリング、シグネチャーオーディオプリセットなどの機能ですぐさま高音質なオーディオを楽しめます。人間工学に基づいたハンドル形状と冷却ラバーグリップで、さらに長時間、より涼しくゲームをプレイできます。親指の感度を調整して遠距離のエイム精度を高める Pro-Aim フォーカスモードによって勝利をさらに確実なものとし、背面にある 2 つのクイックアクションボタンにそれぞれ 4 つのプロフィールを保存できます。また、ハンドルとトリガーの両方にランブルモーターを搭載した次世代の振動フィードバックで、銃の反動や車のエンジンの振動を感じられます。
Turtle Beach RECON Controllerは、アメリカにあるゲーム周辺機器ブランドTurtle Beach社製の多機能コントローラーです。
Turtle BeachはXboxシリーズだけじゃなくPS4、PS5にもヘッドセットなどを販売しているので、知っている人もいるかもしれません。
6,000円前後という低価格ながら2つの背面ボタンの他、EQやミュートボタン、ボリューム・ミキサー調節、3.5mmジャックなど様々な機能を搭載しているのが大きな特徴で、これにより価格を抑えつつ気軽に背面ボタン付きコントローラーを試すことができます。
またXboxの公認ライセンス商品なので、ゲーム機本体がファームウェアアップデートなどを行っても問題なく安心して使い続けることができます。
ちなみに私は去年海外で発売してすぐに海外Amazon.comから輸入して買ったので送料など含めて7,000~8,000円ほどとちょっと高めになりましたが、現在は国内のAmazonで代理店が出ているのでそれよりも安く買うことができます。
なので今から買う人は普通に国内Amazon.co.jpから買うようにしましょう。(転売ヤーには注意)
Turtle Beach RECON Controllerの外観
ということで早速商品の方見ていきましょう。
なお、お伝えしたように私は海外Amazonから直接購入しているので、もしかすると日本で売られている製品と若干仕様が違うかもしれない点はご注意ください。
パッケージはこんな感じ。海外から購入したのでちょっと箱が凹んでいます。(輸入あるある)
裏面。
搭載されている機能が簡潔に記載されています。
箱の上部にはストラップ?が付いていました。
パカッ。
蓋を開けると、中身が取り出しやすいようにベロに穴が空いていました。
こういう細かい気配り、好きです。蓋のストラップはいらなかったけど・・・。
取り出してみるとこんな感じ。
TURTLE BEACHのロゴが目を引く四角いケースをよけると、本体が登場しました。
セット内容は以下のとおりです。
セット内容
- Turtle Beach RECON Controller 本体
- USBケーブル
- 説明書やステッカーなどが封入されたケース
本体の前にまず付属品をチェック。
ロゴが記載された四角いケースは、背面から開けることができました。
開けるとこんな感じでボタンを押したときのアクションが載ってます。
それぞれの機能で4つのモードが使えるので、慣れないうちはこれを手元においておくとわかりやすいですね。
ケースの中身はこちら。
説明書にあたるクイックスタートガイドの他、ステッカーや注意事項が記載されたカードなどが封入されていました。
クイックスタートガイドには日本語の説明はありませんでしたが、Xboxの公式アイテムのようにわかりやすい漫画図が書いてあるので、中学英語レベルがわかれば全く問題ないでしょう。
タートルビーチリコンコントローラーは有線の製品なので、接続用のケーブルが付いてきます。
ご覧のようにケーブルは高級ゲーミング製品でよくみられる編み込みタイプで、かなり丈夫そう。
また長さも3Mあり、結束バンドもついているのでいい感じですね。
そしていよいよ本体登場です。ババーン!!
このコントローラーで目を引くのはなんと言ってもこの中央上部。
もうここだけでご飯2杯くらいいけそうなくらい充実してますね。
ここは左から順に、
- ボリュームボタン
- Superhuman Hearingボタン(敵の足音を聞きやすくする)
- モード変更ボタン
- セレクトボタン(各モードの中から4つのパターンを切り替える)
- マイクミュートボタン
- チャットミキサーボタン
となっています。
詳しくは後述の使用感にて説明するので、ここでは省略します。
これらのボタンが上部にあるので、通称シイタケボタンことXboxボタンやメニューボタン、ビューボタンなどが通常より下に配置されています。
スティックはこんな感じで、中央部分がへこんでいるタイプです。
スティックはXboxのようにへこんでいるタイプとPS4/5やSwitchのように膨らんでいるタイプがありますが、私は指がフィットするのでこういったへこんでいるタイプの方が好きです。
またこのスティックは周りの部分にもかなり細かくでこぼこが配置されているので、滑りにくさにも期待ができそうです。
下部には3.5mmのヘッドセット用端子があります。
Xbox純正コントローラーのように専用の端子類がなく中央に穴が一つあるだけなので、見た目はかなりスッキリ。
その代わりコントローラーに直接装着する以下のようなミニキーボードなどの周辺機器は使うことができません。
十字キーはXbox Series X|Sコントローラーと同じように、斜め入力もしやすいタイプとなっています。
ABXYボタン。
ABXYボタンは純正コントローラーより若干ピッチが広くなってる感じもしますが、あまり変わらないと思います。
グリップ部分。
グリップ部分は独自の冷却ラバーグリップと呼ばれる、細かな溝が入ったものが巻かれるように装着されています。
右側にはRECONのロゴも見えますね。
バンパー&トリガー部分。
バンパー部分はXbox純正コントローラーよりも若干張り出ていて、トリガー部分も下の方がちょっと出っ張っているデザインになっています。
また表面にはスティック同様細かな凸凹があるのがわかります。
ケーブル差込口。
ケーブルの差込口は、Xbox純正コントローラーや他機種の純正コントローラーのように平面ではなく、ケーブルのコネクタ形状に合わせて少し奥まった部分にあります。
これによりケーブルが装着しやすく、またコントローラーを激しく動かしてもずれたり外れたりする心配がありません。激しく動かすことなんてそうそうないですが・・・。
注目の背面ボタン。
背面ボタンは左右に1つずつ、合計2つあります。
L字のような形状になっていて、垂直/斜め/真横とどの方から力を加えてもちゃんと反応するように出来ています。
また写真だとわかりにくいですが、バンパーやトリガーと同じく背面ボタンにも細かな凸凹があり、滑りにくいように出来ていました。
Xbox Series Xの純正コントローラーと比較してみるとこんな感じ。
全体的なサイズは気持ちリコンコントローラーのほうが大きいですね。
また正面からみるとわかりにくいですが、トリガーボタンからグリップの端までの距離が長めです。
重量も図ってみました。
Turtle Beach RECON Controllerの実測値は227.1g。
ちなみにXbox Series X純正コントローラーは、
電池(Amazonオリジナルの充電池)を入れた状態だと292gで、
電池を抜いた素の状態だと241.3gでした。
やや大きめなサイズ感とは違い、重量は純正コントローラーよりリコンコントローラーの方が大幅に軽い結果となりました。
Turtle Beach RECON Controllerの使用感
では次に、Turtle Beach RECON Controllerを実際に使用してみて感じたことをまとめていきたいと思います。
私はAPEX Legendsで使うのが目的で購入しましたが、結果的にトラブルが起きるまでは全てのゲームで使い続けました。それくらい快適な製品でした。
低価格なのに多機能
このコントローラーの一番のポイントは、やっぱりその多機能性にあります。
- 2つの背面ボタン(4パターン登録&切替可能)
- ヘッドホン出力(3.5mmジャック)
- ミュート&ボリューム調節ボタン
- イコライザ機能
- 敵の足音を聞きやすくするモード
などなど・・・。
実売価格6,000円前後とXboxのコントローラーとしては安い部類に入るモデルなので、正直背面ボタンが付いてるだけでもありがたいのですがこの多機能性。コスパ高すぎです。
特にミュートや音量調節、イコライザが手元のコントローラーで直接操作できるのは珍しく、かなり便利です。
また背面ボタンの設定も4パターンまで登録できてボタンを押すたびにパターンを切り替えられるので、ゲーム毎に設定を簡単に変更することができます。
これはクイックレジュームで複数のゲームを遊ぶとの多いXbox Series X|Sユーザーには非常に相性が良いと思いました。
背面ボタンが付いているコントローラーは他機種のものも含めると多数ありますが、パターンを複数登録できるのもはより上位の価格帯を見てもあまりないですからね。
スティックの固さやフィット感が丁度良い
リコンコントローラーで良い意味で予想外だったのが、スティックの固さやフィット感です。
一見Xboxの純正コントローラーとほぼ同じに見えるスティックですが、まずスティックの固さが丁度良い。
私はこのコントローラーを買った大きな理由がAPEX Legendsなどの対戦FPS・TPSを快適に遊ぶ為だったのですが、リコンコントローラーのスティックは固さが自分に合っていて、凄くエイムがしやすかったです。
実際に通常のXbox Series X純正コントローラーのときに比べ、平均ダメージとキルレが上昇しました。
フィット感も良く、中央がくぼんでいるので動かしていて親指が外れることもありません。周りにあるデコボコもいい感じです。
正直FPSやTPSで遊ぶならこのスティックの部分だけでも価値があると思います。
ちなみにエイムリングやフリークなどは一切使ってません。使ったら更に良くなるかもしれませんが・・・!
滑りにくくて持ちやすいグリップ
タートルビーチリコンコントローラーは、グリップ部分にも工夫がされています。
グリップ周りは本体の素材とは別に、細かな溝が入ったラバー?樹脂のような素材で覆われています。
本体のボディはツルツルしていますが、グリップ部分はこのおかげで滑らず、かなり持ちやすくできていました。
不具合が起きやすい
タートルビーチリコンコントローラーは不具合が起きやすいです。
実は私は一度、購入してから不具合で交換しているのですが、2つ目のコントローラーでもしばらくしてから(Amazon保証が切れてから)また発生しています。
具体的には以下の内容です。
- 背面ボタンを押している間に他の操作(背面ボタンとの同時押し)ができなくなる⇒マッピングプログラムのバグ?
- コントローラーの接続が切れるときがある⇒本体のUSB端子の問題?
接続が切れる不具合は1つ目のときだけに起こりましたが、おそらくコントローラー側のUSB端子に問題がある気がします。
一応ケーブルを手持ちのものに変えてみたら治ったので最初はケーブルの断線かと思ったんですが、そのケーブルが他のデバイスで試したら問題なく使えたのと、かなり頑丈で断線するイメージがないからです。
そして背面ボタンとの同時押しができなくなるのは2つ目のコントローラーでも確認しました。
例えば私の場合はAPEX Legendsでの設定だと、右背面ボタンに回復アイテム使用を割り当てています。APEXを遊んだことがある人ならわかると思いますが、この回復ボタンを長押しすると右スティックで注射器やセルなどを選択できるようになりますよね。
実際に途中まではそれで快適に使えていたんですが、なにかの拍子で同時押しが効かなくなり、アイテムの選択ができなくなってしまいました。
多分ですが、同時押し(背面ボタン+スティック操作?)というのがバグる原因かもしれません。
反対側の背面ボタンは大丈夫ですが、一度この不具合がでるとバグった方は再起動はもちろん、コントローラーの抜き差しや再マッピングなどを行ってもなおらず、単体のボタンとしてしか機能しなくなります。
ちなみに同時押しができないので、例えば移動中に押したりすると動きが一瞬止まります。なので実質使えなくなったようなものですね・・・。
背面ボタン自体は押しやすいし4つもパターンを記録できて良かったのに、この不具合で台無しです。
結局、今はエリコン2を使っていますがめちゃくちゃ快適です(笑)
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押しにくい位置のボタンがある
タートルビーチリコンコントローラーはとにかく多機能で、いろんなボタンがコントローラーに密集しています。
が、そのせいで一部のボタンが押しにくかったり、間違って押してしまうボタンがでてきました。
まずビューボタンです。ビューボタンはコントローラー上部にミュートボタンやモード切替ボタンなどがあるせいで、純正コントローラーよりも下の方にあります。
そのためビューボタンを押そうとして十字キーを押してしまったり、逆に十字キーを押そうとしたときにビューボタンを押してしまうことが多々ありました。
それとRB、LBボタン。これはXboxの純正コントローラーでも少し押しにくかったのですが、リコンコントローラーだとより角度が広がっているというか上の方にあります。
なので持ち方にもよりますが普段RT・LTに人差し指を置いてプレイするスタイルだと、RB・LBを押すときに指を結構上にあげなきゃいけないので疲れます。
ボタン自体は小さなイボイボがついてて良いんですが、角度をもうちょっと優しくして欲しかったなぁって印象ですね。
ただこれらは最初のうちは誤射することが多かったのですが、だんだんと減っていったので慣れれば問題なさそうです。
Turtle Beach RECON Controllerの感想まとめ
ということで今回は機能満載なのに安すぎな背面ボタン付きXboxコントローラー、Turtle Beach RECON Controllerをレビューしてみました。
感想をまとめるとこんな感じ。
ここがGOOD!
- 低価格なのに多機能
- スティックの固さやフィット感が丁度良い
- 滑りにくくて持ちやすいグリップ
ここがイマイチ
- 不具合が起きやすい
- 押しにくい位置のボタンがある
このことから以下のような人におすすめです。
こんな人におすすめ
- XboxやPCで使える背面ボタン付きコントローラーを探している人
- コスパの良いコントローラーが欲しい人
- 複数のゲームを同時進行で遊んだり、ボイスチャットを多用する人
ということで今回は背面ボタンやミュートボタン搭載など、多機能でありながら6,000円前後の最強コスパな、タートルビーチリコンXboxワイヤードコントローラーをレビューしてみました。
少しずつ増えてきたサードパーティー製のXbox Series X|S用コントローラーですが、背面ボタン付きはもちろん、無しのコントローラーたちと比較してもそのコストパフォーマンスの高さが際立つ製品となっていました。
特にイコライザ設定やボリューム調整、マイクのON-OFF(ミュート)が手元で簡単に出来るものはなかなか無く、それだけでも魅力的に感じる人も多いでしょう。
スティックは固さやフィット感がちょうどよくグリップも握りやすいので、エイムリングなどを使わなくても純正のXboxコントローラーよりかなりエイムが良くなると思います。
注目の背面ボタンも押しやすく操作性は良好で、4種類のパターンを記録・切替できるので、違うゲームを遊ぶたびにいちいち再設定する必要がなく、ボタンを数回押すだけで簡単に切り替えられるのが非常に便利でした。
ですがお伝えしたように私の場合だと購入・交換した2つ両方で同じ不具合が発生しているので、不具合や故障率の高さには注意してください。
もしなにか問題が出たときは保証期間内ならすぐ交換して、保証が切れたら「安かったから仕方ない」と割り切りましょう・・・。
またメニューボタンやビューボタン、RBLBボタンなどの位置が押しにくかったりもしますが、こちらは使っているうちに慣れてくるのでそこまで心配しなくても大丈夫です。
私は海外のAmazonで購入したのでやや高めでしたが、今は日本でも代理店から販売されていて5,000円〜6,500円前後と非常に安く買えるので、Xbox Series X|Sでミュートボタンや背面ボタン付きのコントローラーを探している人は一度試してみても良いかもしれません。
個人的には高くてもエリコン2のほうがおすすめですが、単純にコスパだけを見たら最強ですからね!
最後までご覧いただきありがとうございました!もぶ(@mob_gaming_jp)でした。