こんにちは、もぶ(@mob_gaming_jp)です。
Xbox Series X|Sの標準コントローラーである【Xboxワイヤレスコントローラー】。既に完成度が高かった旧世代モデルをベースに、新たにシェアボタンなどが追加された最新モデルです。
私は既にXbox Series Xについてくるブラックカラーのものは使っていますが、今回マイクロソフト様からこのXboxワイヤレスコントローラーのディープピンクを借用させてもらったので改めてレビューしたいと思います。
XboxだけじゃなくPCやスマホでも活用できる他、今回のディープピンク以外にも様々なカラーバリエーションがあるので、自分好みのコントローラーを探している人は是非参考にしてみて下さい。
ポイントを3秒で解説!
XboxだけじゃなくPCやスマホにも対応
新たに追加されたシェアボタンや8方向キーが便利
全体的に持ちやすく使いやすい、完成されたデザイン
当記事は日本マイクロソフト様より商品を貸し出して頂き執筆しています。
また当サイトはマイクロソフトアフィリエイトプログラムを利用して収入を得ています。
Xboxワイヤレスコントローラーの概要|こんな製品
今回レビューする製品はこちら。
製品名 | Xbox ワイヤレス コントローラー (ディープピンク) |
型番 | QAU-00084 |
主な機能・特徴 | ・より快適に操作しやすい本体 ・トリガー、バンパーおよびグリップなどに滑りにくいテクスチャー加工を採用 ・より正確な操作を実現する新しいハイブリッド方向パッド ・すぐにゲーム画面をキャプチャーしたりシェアできるシェア ボタンを搭載 ・Xbox Series X|S、 Xbox One、 Windows 10/11 PC、 Android、iOS 間で簡単に接続や切り替えが可能 ・Xbox Wireless または Bluetooth で本体と通信 ・Xbox アクセサリー App を使って簡単にボタンを再割り当て ・3.5mm ステレオ オーディオ ジャックを搭載したヘッドセットを直接接続可能 |
対応機種 | Xbox Series X|S、 Xbox One、 Windows 10/11 PC、 Android、iOS |
持続時間 | 単3形乾電池を使用して最長40時間のバッテリー持続時間 |
付属品 | 各種説明書、単3形乾電池 |
価格 | 7,678円 |
Xboxワイヤレスコントローラーはマイクロソフトの最新世代ゲームパッド・コントローラーです。
Xbox Series X|Sに標準で付属するコントローラーとなっていて、これまでのXbox360、Xbox Oneコントローラーと基本的なボタン配置やデザインなどは大きく変えず、新たにシェアボタンが追加されています。
これによりゲーム中のスクリーンショットや動画キャプチャが簡単にできるので、気に入ったシーンをすぐに保存してSNSに投稿することが可能になりました。
また方向キーもこれまでの十字キーから斜め入力がし易い8方向キーに変わっている他、BluetoothでPCやスマホと接続したり切り替えたりするのも手軽に行えるようになっています。
Xboxワイヤレスコントローラーの外観
パッケージ・付属品
ということで早速商品の方見ていきましょう。なお今回は貸し出し用の製品ということで箱や付属品、本体に使用感が見られる点はご了承下さい。
まずはパッケージから。
パッケージは四角い箱に本体の写真がドーンと載ったデザインです。欲しいカラーも一目で簡単に見つけられますね。
裏面。
裏面には日本語だけじゃなく、英語、中国語、韓国語でコントローラーについての説明が記載してありました。
箱を開けるといきなりコントローラー本体が登場します。
本体がハマっている土台のような部分を持ち上げると、中に説明書などがありました。
付属品やセット内容はこんな感じです。
Xboxワイヤレスコントローラーのセット内容
Xboxワイヤレスコントローラー
単3形乾電池(2個)
クイックスタートガイド&説明書
Xboxワイヤレスコントローラー 本体
こちらがコントローラー本体。
今回借用したモデルは新色のディープピンクというカラーで、ビビッドで鮮やかなピンクが印象的なコントローラーとなっていました。
本体は合成樹脂製でラバーコーティングなどはされていませんが、艶なしのマットかつサラサラとした質感で安っぽさなどは感じません。
中央部分にはXboxアイコンのホームボタンがあり、その左下側がビューボタン、右側の三本線がメニューボタン、そしてその間にある矢印が書かれたものが今回新たに設置されたシェアボタンとなります。
スティック部分アップ。スティックもピンク色です。
スティックは中央部分が少し凹んでいて、指が引っかかりやすくなっています。
スティックは大きく分けて凹んでいるタイプと膨らんでいるドームタイプの2種類がありますが、個人的にはこちらの凹んでいるタイプのほうが操作しやすくて好みですね。
方向キー。
方向キーは冒頭でお伝えしたように、これまでの十字タイプから8方向入力が可能なタイプへと変わっています。
これにより斜め入力がしやすくなっているので、特にパッドで格ゲーをやるような人に向いているかもしれません。
メインボタン部分。
メインボタンはXboxシリーズ恒例のABXYボタンとなっています。
Nintendo SwitchもABXYですが配置がA⇔B X⇔Yとそれぞれ逆になっているので、普段SwitchやPSで遊んでいる人は慣れるまで少しかかるかもしれません。
ちなみに”決定ボタン”に当たるのは下にあるAボタンなんですが、ボタン配置はXboxアクセサリーというアプリで自由に変更・カスタマイズすることができるようになっています。
左右側面。
側面部分は一般的なコントローラーと同じで、握りやすくラウンドした形状です。
またグリップの裏面部分に細かいドットが施されていて滑りにくくなっているのもポイント。
上部。
こちらはRB・LB(バンパーボタン)とRT・LT(トリガーボタン)があります。バンパーは一般的なクリックタイプのもので、トリガーはレースゲームなどでも使えるようにアナログタイプですね。
バンパーの一部とトリガーにはそれぞれ細かいドットが配置されています。
中央部分にはペアリング用のボタンと、充電式バッテリー(別売り)を装着した際の充電&有線接続用USB-C端子があります。またその下にはXBOXのロゴが。
続いて底面部分。
こちらには左側に3.5mmのイヤホン・ヘッドセット用のジャックがあり、中央部分には専用アクセサリーなどを装着するための端子があります。
最後は真っ白な背面部分。
背面部分は電池を入れるスペースがあるくらいですね。
カバーを外すとこんな感じ。
Xboxシリーズは歴代ハードの純正ワイヤレスコントローラーから基本電池式となっています。
電池式はちょっと面倒と思う人もいるかもしれませんが、
- 予備の電池があれば充電することなくすぐに交換して遊べる
- バッテリーのように長期間使用しての劣化がないので修理や交換に出す必要がない
といったようなメリットがあるので、多少手間はかかりますが実は経済的だったりします。
ちなみに電池はエネループやAmazonブランドの充電池が高コスパでおすすめ。
またもしバッテリー式が良い場合は以下のプレイ&チャージキット(充電式バッテリー&USBケーブル)を購入するのが良いでしょう。
Xboxワイヤレスコントローラーの重量
続いてXboxワイヤレスコントローラーの重量を測ってみました。
Xboxワイヤレスコントローラー本体の重量(電池なし)は243gとなりました。素の状態ではSwitchプロコンとほぼ同じ重さですね。
ただ電池を入れていないので、電池やバッテリーを入れるともう少し重くなります。
Xbox Series Sの外観に関しては以上となります。
Xbox Series Sの使用感・所感
では続いてXboxワイヤレスコントローラーを実際に使用してみての感想やレビューをまとめていきます。
持ちやすくて操作しやすい
Xboxワイヤレスコントローラーを触ってみてまず初めに感じたことは、すごく持ちやすい形状ということです。
自分は普通の成人男性よりやや手が小さいほうですが、持ちにくいとか重心が悪いと言ったようなことがなく、楽に握ることができました。
またスティックやボタンの配置・レイアウトも自然で、力を抜いて手を添えたときにちょうどスティックや各ボタンの上に指がくるようになっていました。
コントローラーの左右グリップ裏面やトリガー部分に施されたドットも良い仕事をしていて、ゲーム中に滑ったりボタン操作を間違うこともありませんでした。
Xboxのコントローラーはこれまでも特にゲーミングPCのパッド勢から評価が高かったのですが、今回のXboxワイヤレスコントローラーでも全体的なデザイン・レイアウトは従来のモデルから大きく変えていないので、既に完成されているといった印象ですね。
シェアボタンが便利
最新モデルとなるXboxワイヤレスコントローラーでは、これまでのXbox Obe、Xbox360コントローラーのボタン配置に加え、新たにシェアボタンが追加されました。
コントローラー中央下にあるこのボタンでは、デフォルトの操作としてワンクリックでスクリーンショット、長押しで押した瞬間まで30秒巻き戻っての動画保存が出来るようになりました。
これまでは「Xboxボタンを押す ⇒ Yボタンを押してスクリーンショットor動画を撮影・保存する」の2ステップ、もしくは「Xboxボタンを押す ⇒ キャプチャタブに移動する ⇒ スクリーンショットor動画メニューを押してを撮影・保存する」と3ステップに分かれていたんですが、今回のシェアボタン実装でそれらがワンボタンでできるようになり、快適性がめちゃくちゃ上がりました。
他機種では既に実装されている機能なのでそれを追従した形ではあるんですが、おそらくXbox One世代までの既存のXboxユーザーの多くにとっては待望の機能だったと思うので嬉しいですね。シェアボタンありがたや〜。
電池・バッテリー持ちが良い
Xboxワイヤレスコントローラーは電池持ちも良かったです。
公表された目安では単三電池二本で最大40時間。これは使う電池の種類や使い方によって変わるので人によって差は出てきますが、私がAmazonベーシックの充電池で利用してみたところ毎日4~6時間ほど使っても一週間は持つ感じでした。なので大体公表値通りですね。
また公式グッズの充電式バッテリーの場合は最大30時間と短くはなってしまうものの、付属するUSBケーブルを繋げばバッテリーを付けていても外していても有線コントローラーとして利用することも出来るので、充電が切れても安心して遊ぶことができます。ちなみに充電は4時間で完了します。
PCやスマホでも全く問題なく使える
Xboxワイヤレスコントローラーはマイクロソフト社の純正デバイスです。その為自社OSであるWindowsを搭載したパソコンでは全く問題なく動作します。
Bluetooth接続はもちろん専用のドングル(別売り)を使ったより低遅延&安定の接続もでき、振動機能などもそのまま対応していました。
このあたりは流石純正といった感じで、何も考えなくても"接続すれば使える"という安心感や信頼性が良かったです。
ちなみにPCで使える他社製のゲームパッドの多くはこのXboxコントローラーを基準として作られています。(=XInput)
また無料のXboxアクセサリーアプリをインストールすればボタン配置を入れ替えたり自由にカスタムすることもできるので、例えば普段PSやSwitchで遊んでいて決定ボタンとキャンセルボタンがXboxと逆という人でも簡単に入れ替えることができます。
更にAndroid・iOSにも対応している為、スマホやタブレットでも利用することができます。対応したスマホゲーなら設定不要でそのまま遊べますし、Xbox Cloud Gamingとも相性抜群です。
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純正コンとしては価格が他社より安い
Xboxワイヤレスコントローラーの価格は定価で7,128円と一見高めに感じますが、実は純正コントローラーとしては他社製品よりも安く設定されています。
Xbox ワイヤレスコントローラー | PS5 DualSense ワイヤレスコントローラー | Nintendo Switch Proコントローラー | |
定価(税込) | 7,128円 | 7,678円 | 7,678円 |
Amazon価格 | 6,473円 | 7,360円 | 6,973円 |
タッチパッドやジャイロなど搭載機能の差があるので当然ですが、こちらの図を見てもらえるとわかるようにPS5とSwitchは共にXboxワイヤレスコントローラーよりも500円以上高めです。
定価より安く設定されているAmazon公式の販売価格でも、Xboxワイヤレスコントローラーに比べるとSwitch Proコンは+500円、PS5デュアルセンスは900円近く高くなっています。
なのでそれぞれの本体で遊ぶ場合は別ですが、PCやスマホといったゲーム機以外で使える純正コントローラーを探している場会は最もコスパが良い製品と言えます。
前述した安定性や信頼性&アプリでのカスタマイズもあるので、特にゲーミングPCのパッド勢の人には個人的にXboxワイヤレスコントローラーが3社の中で一番おすすめです。
アナログトリガーなので連打は不利
形状としては実際の銃のトリガーのように内側にカーブしているので指を引っ掛けやすく押しやすいんですが、アナログトリガーで押した時の深さ(ストローク)があるため、頻繁に連打・連射するような操作のときはちょっとキツかったですね。
具体的な例を挙げると、APEX LegendsでP2020などの単発かつすぐに次の弾が撃てるようなハンドガンで撃ち合うとき、アナログトリガーでは深すぎて指が追いつかないといった場面がありました。
なのでもしそういった時に不利に感じるようであれば、エリコン2のようにトリガーストップ機能がついたコントローラーを買うのがおすすめです。私もずっと愛用してます。
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反面、アサルトライフルやマシンガンなど押しっぱなしで連射できる武器については形状のおかげもあって凄く押しやすいので、基本的にはFPS・TPSなどシューター作品に向いているコントローラーと言えます。
方向キーの音が少し気になる
Xboxワイヤレスコントローラーではこれまでの標準モデルで十字だった方向キーが八方向へ対応した円盤状のキーへとアップデートされました。
これにより格闘ゲームなどで斜め方向へのコマンド入力が容易になり、かつ十字部分は十字部分で上にせり上がっているので押し間違いする事もなく、快適に使えるように進化しています。
ただしちょっとしたデメリットもありました。それが押したときの音です。
これまでのXboxコントローラーでは十字キー・方向キーを押したときの音は「コクッ」といった感じの低音よりで控えめな音でしたが、Xbox Series X|S世代からのXboxワイヤレスコントローラーでは「カコッ」といったちょっと高音よりの音がなるようになりました。
なので人によって感じ方に差はあるものの、以前までのコントローラーに比べると方向キーを押したときの音がやや気になる印象です。
ただ私は基本ゲームを遊ぶときはモニターのスピーカーじゃなくイヤホンorヘッドホン(ヘッドセット)で遊ぶことが多いのですが、その場合は耳を塞いでいるので当然ですが全くと言っていいほど聞こえません。
なので音が気になるのはあくまでテレビやモニターからの音で遊んだ場合で、イヤホンやヘッドホンで遊ぶ人の場合はまず気にする心配はないと思います。
Xbox Series Sの感想・レビューまとめ
ということで今回は白いXboxことマイクロソフトの最新ゲーム機Xbox Series Sをレビューしてみました。
感想をまとめるとこんな感じ。
ここがGOOD!
- 持ちやすくて操作しやすい
- シェアボタンが便利
- 電池・バッテリー持ちが良い
- PCやスマホでも全く問題なく使える
- 純正コンとしては価格が他社より安い
ここがイマイチ
- アナログトリガーなので連打は不利
- 方向キーの音が少し気になる
このことから以下のような人におすすめです。
こんな人におすすめ
- Xboxハードで追加コントローラーを買おうと思っている人
- ゲーミングPCでもパッド・コントローラーで遊びたい人
- スマホやタブレットでも使えるワイヤレスコントローラーを探している人
Xboxワイヤレスコントローラーはマイクロソフト純正の最新世代版Xboxコントローラーです。
ゲームパッドの定番として人気だった従来のモデルから、持ちやすさや使いやすさ、おおまかな形状などはそのままに、新たにシェアボタンを追加したことでスクリーンショットや動画のキャプチャーが手軽に行えるようになりました。
また十字キーがエリコンのような8方向キーへとアップグレードされているので、格闘ゲーム等をパッドで遊ぶ人でもコマンド入力がしやすくなっているのもポイント。
更にPCはもちろんAndroid・iOSとスマホにも対応しているので、PCゲームだけじゃなくスマホゲームやXbox Game Passなどのクラウドゲームをスマホやタブレットでプレイするという人にもおすすめです。
ただしデメリットとしてアナログトリガーでは連射がちょっとやりにくいこと、方向キーの音が従来モデルよりもカチカチして気になるといった点があったので、購入する際はそのあたりを考えた上で決めるのが良いでしょう。
総合的にはマルチに使えるゲームパッドとして完成度が高く、新しい定番製品になりそうで非常におすすめです。
また今回借用したディープピンクのようにカラーバリエーションも豊富なので、自分に合った色のコントローラーを探してみるのも良いと思います。気になった人は是非公式サイトでチェックしてみて下さい。
最後までご覧いただきありがとうございました!もぶ(@mob_gaming_jp)でした。
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