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【CYBERスマホオーディオミキサー】レビュー|Switchでも簡単&手軽に通話ができるスグレモノ

2022年1月19日

こんにちは、もぶ()です。

ゲームをしながらLINEやDiscordでボイスチャットをしたいと思ったことはありませんか?

こういう場合、スマホやタブレット、PCのならそのままゲームしながら通話もできますが、家庭用ゲーム機の場合は”ミキサー”という製品が必要になります。でもこれ、有名どころだと1.5万円前後はするのでなかなか手が出しにくいんですよね・・・。

貧乏ゲーマーにはつらい!

そこで今回紹介するのが、わずか1,000円前後で購入できる激安ミキサー、【CYBERスマホオーディオミキサー】です!

これがあればコストを抑えながらゲーム機とLINE・Discordが同時に、しかも簡単に使えるようになりますよ!

ポイントを3秒で解説!

Switchでも手軽にボイスチャットができる
プレステやXbox、PCでも問題なく使える
他社製ミキサーと比べてコスパ最強

CYBERスマホオーディオミキサーの概要|こんな製品

今回購入した商品はこちら。

製品名 CYBER・スマホオーディオミキサー
ブランド サイバーガジェット
型番 CY-NSSAM-BK
セット内容 スマホオーディオミキサー×1、オーディオケーブル×2(50cm×1、2m×1)
対応機種 Nintendo Switch
プラグ 3.5mm 3極ステレオミニプラグ (メス)×3

以下Amazonの商品説明より引用です。

あつ森やスプラトゥーン2のボイスチャットでヘッドセットが使える!Switch用オーディオミキサー
ゲーム機のヘッドホンマイク端子と、お好みのヘッドセット、スマートフォンの間に接続し、ゲームの音と通話音声をミックスして同時に聴くことができます。
専用スマホアプリのみ対応の『あつまれ どうぶつの森』といったタイトルでも、ヘッドセットでボイスチャットを楽しめます。
マイクの入力先(Switch/スマホ)をスイッチひとつで切り替え可能。『フォートナイト』などのタイトルでも機器をつなぎ替える必要がなく、スムーズに使用できます。
マイク入力の切り替えや音量調整、ミュートといったすべての機能をオーディオミキサー本体のみで操作可能。裏面にはクリップが付いています。

こちらのオーディオミキサーは、主に家庭用ゲーム機向けの周辺機器を販売しているサイバーガジェットというメーカーの製品です。

接続したゲーム機とスマホやタブレットの音をミックスして同時に聞くことができるので、ゲーム内でパーティーを組む必要がなかったり、Discordを使うことでより大人数でも同時に会話をしながらゲームを楽しむことができます。

また、基本ゲーム内のボイスチャット機能がないSwitchでも、他のゲーム機のように会話をしながらプレイすることができるようになります。

LINEやDiscordに限らず、『接続している端末の音が聞こえるようになる』ので、使い方によってはスマホの音楽を聴きながらゲームをしたり、Youtubeで攻略動画を見ながらプレイする、なんてことも可能です。

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サイバーガジェット
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CYBERスマホオーディオミキサーの外観

ということで早速商品の方見ていきましょう。

まずはパッケージから。

安い製品なので当然ですが、パッケージは簡易的です。

まぁこの価格帯の製品でパッケージにこだわる人はいないですよね・・・汗

 

裏面。

裏面には接続方法や使用方法が掲載されています。

 

セット内容はこんな感じ。

CYBERスマホオーディオミキサーのセット内容

  • オーディオミキサー本体
  • 3.5mmオーディオケーブル 50cm x1
  • 3.5mmオーディオケーブル 2m x1

セット内容はかなりシンプルで、ミキサー本体以外は3.5mmのオーディオケーブルが長さ違いで2本入っているのみとなっていました。

前述したようにパッケージ裏面が説明書変わりになっているので、取説等は同梱されていません。

また安い製品なので保証書なども特にありませんでした。

 

続いて本体を見ていきましょう。

本体はプラスチッキーで軽く、安っぽいです。そしてやたら角のある張ったデザインが特徴的ですが、機能自体は割とシンプルです。

まず本体中央にあるのが、『マイクの出力先切り替え兼ミュートスイッチ』。この製品は接続している2つの端末の音を一つのイヤホンやスピーカーから出力するというものですが、こちらがマイクで喋った声はどちらか一方の端末にしか聞こえないので、その聞こえる先を変更するためのスイッチですね。

小さいアイコンが書いてあるのでわかるかもしれませんが、写真右側にスライドさせるとスマホやタブレット側(=LINE・Discordの相手)と会話できるようになって、左側にスライドさせるとゲーム側のボイスチャットが有効になります。(対応ソフトのみ)

真ん中の位置に設定すればミュートにできるので、席を外すときや聞き専で参加する場合はミュートにしておくのが良いでしょう。

 

マイク切り替え&ミュートスイッチの下には『聞こえる音の音量調節ダイヤル』があります。

こちらは自分に聞こえる音(=ゲームの音&スマホ・タブレットの音)を調節するもので、こちらのマイクのボリュームを上げるものではありません。

なので相手に「ちょっと声小さいかも」と言われたときは、LINEやDiscord側の設定をいじるか、頑張って声を張るようにしましょう(笑)

ちなみにボソボソ喋る私でも言われたことはないので、よっぽど小さい声の人じゃなきゃ問題ないと思います!

ミキサーとしての主な機能はこれくらいで、あとは左右にケーブルを接続するための3.5mmジャックと、裏面にこの後解説するクリップがあります。

 

本体裏面。

裏面には衣服などに挟めるように、クリップがついています。

私はデスクにおいて使っているので使用していませんが、例えばSwitch Liteなどのように持ち運びするタイプのゲーム機を遊ぶ場合は、服にクリップでとめておくと使いやすいかもしれませんね。

 

本体右側。

本体右側には3.5mmジャックが2つあります。

横向きにしたのでわかりにくいですが、2つのうち右の端子(正面から見たときの上側)がヘッドセットのアイコンが示すように、ヘッドセットやイヤホン、スピーカーなどを装着する端子です。

左の端子(正面から見たときの下側)はスマートフォンのアイコンが示す通り、スマホやタブレットを繋いでLINE・Discordからの音を入力するためのものです。

 

続いて本体左側。

こちらも基本的なデザイン・形状は同じですが、3.5mm端子の数が1つだけとなっています。

ここに接続するのはNintendo Switchなどのゲーム機です。アイコンはわかりにくいですが、コントローラーの形状になっています。

ちなみに後述しますが、私はここにSwitch本体ではなくPCモニターのスピーカー端子を繋いでいて、同じモニターを使っているゲーム機やPC全てでこのミキサーを使えるようにしています。

 

CYBERスマホオーディオミキサーの実際の重量

CYBERスマホオーディオミキサーの実際の重さも測ってみました。

実際の重さは22.9gと、非常に軽量。

まぁ素材がプラスチックで余計な機能もなくコンパクトなので、当然といえば当然ですね。

これなら衣服に付けていても疲れない!

 

CYBERスマホオーディオミキサーの使用感

では次にCYBERスマホオーディオミキサーを実際に使用してみて感じたことをまとめていきたいと思います。

ちなみに私の使い方としては、

  • Xbox Series X、PS4、Switch、PCでゲームをしながらのLINE・Discord併用
  • 上記ハードでゲームをしながらのYoutube&音楽再生

となっていて、一応Switch用の製品ではありますが、ハードを問わずさまざまなゲーム機・端末で使っています。

またヘッドセットを使うときもありますが、普段は長時間の使用でも疲れないようにiPhoneの純正マイク付きイヤホン、EarPodsを接続しています。

Switchで手軽にボイスチャットができる

Nintendo SwitchにはPS4・PS5やXbox One・Xbox Series X|Sのように、本体の仕組みとしてパーティーを組んだりボイスチャットを行える機能は2022年1月現在ありません。(今後アップデートで追加される可能性はありますが)

そのため、あつ森やスプラトウーン2などでボイスチャットをしたいと思ったときは、専用スマホアプリの『Nintendo Switch Online』を連携して使用しなければなりません。

しかもボイスチャットできるのは対応しているソフトのみ。Switchのすべてのソフトに対応しているわけではないんですね。

ですがCYBERスマホオーディオミキサーを使えば、Swtichとスマホ・タブレット、そしてマイク付きイヤホンやヘッドセットをつなぎ合わせるだけで、難しい設定もなく誰でも簡単にボイスチャットをすることができるようになります。

繋ぎっぱなしにしておけば専用アプリのように「毎回起動してボイスチャットモードを選んで・・・」ということもないので、手間がかからず楽ちん。

またミュートスイッチもあるので、ちょっと席を外すときや飲食をするときなどにもすぐに音を消すことが出来ます。

この手軽さがオーディオミキサーの大きなメリットの一つとなっています。

XboxやPS4でも全く問題なく使用可能

すでにお伝えしたように、私はこの製品をSwitch以外のハード(Xbox Series X、PS4、PC)でも使っています。

Switch用の製品として販売されているオーディオミキサーではありますが、専用の端子などがあるわけでもなく、接続は3.5mmジャックのみなので、当然ですが他のゲーム機でも全く問題なく使うことができます。

またゲーム機に限らず、3.5mmの外部出力機能だけあれば良いので、例えばポータブルオーディオプレーヤーを2つ繋いで、ミックスしながら一つのスピーカーから流す、なんて似非DJプレイみたいなこともできちゃいます。(需要ないと思いますがw)

なのでSwitchじゃなくてPSシリーズやXboxシリーズなど、他のゲーム機・ハードでミキサーを探している人にも、CYBERスマホオーディオミキサーはおすすめです。

ちなみに複数の端末で使いまわしたいとき、いちいちコードを別なハードにつなぎ直すのは結構面倒だと思います。

そんなときはモニターのヘッドフォン端子に接続するのが良いですよ。詳しくは以下の記事で解説しているので合わせてチェックしてみて下さい。

関連※作成中

音質も良く、遅延もないので快適

オーディオ関係のプロというわけではないので参考程度にして欲しいのですが、少なくとも私の耳で聞く限りは音質の劣化のようなものは感じず、接続しているイヤホン&ヘッドホンからの本来の音と変わらないクリアな音が聞こえました。

私はXbox Series XとPCで遊んでいるときは『Dolby Atmos for Headphones』という立体音響ソフトからゲームの音を出力しています。

これによりわざわざ5.1chや7.1chといった高性能なサラウンドヘッドホンを買わなくても、安いイヤホンやヘッドホンで擬似サラウンドを楽しむことができるんですね。

で、このサラウンド機能が今回のオーディオミキサーを通すことでどうなるのか気になってたんですが、ここも全く問題ありませんでした!

前後左右・上下までちゃんと敵の足音や銃声が聞こえるので、そういった点から見ても(聴いても)音質の劣化は無いように思いました。

また仕組みが単純なためか、遅延なども全く感じなかったので、音ゲーなどタイミングが重要なゲームを遊ぶ場合でも問題なく利用できると思います。

一つ気になったことしては、音質の劣化や遅延はないものの、普段よりも若干音量が小さくなっているように感じました。

ですが音量に関してはモニターやゲーム機本体の音量調整でなんとでもなりますし、このミキサー自体に音量のボリュームダイヤルがついているので、一度設定してしまえば特に問題ないでしょう。

コストパフォーマンスが非常に高い

CYBERスマホオーディオミキサーは実売価格が1,000円前後と、非常に安価な製品です。

参考までに、有名な他社製ゲーム機用オーディオミキサーの記事執筆時点でのAmazon価格を調べて比較してみました。

製品名 スマホオーディオミキサー Mix Amp Pro TR
メーカー CYBER ASTRO Gaming
価格 1,078円 14,182円

ゲーム機用のミキサーというと最近まではほぼ”アストロ一択”という感じだったんですが、このアストロののミキサー、見てもらえると分かる通り約14,000円と決して安くはない製品なんですよね・・・。

対してCYBERスマホオーディオミキサーは約1,000円と、およそ14分の1という安さ!安すぎませんか?(笑)

もちろん安いのには後述するような理由もあるんですが、安くてもミキサーとしての基本的な機能はしっかりしているというコストパフォーマンスの高さが、この製品の大きな魅力なんですよね。

本体はプラスチックで安っぽい

さて、安くて音質も良いCYBERスマホオーディオミキサーですが、メリットばかりではありません。

やっぱり安いということで、いろいろコストが削られているのがわかります。

まずパッケージがアストロなどの高級品のようにしっかりした化粧箱に入っておらず、よくある透明な樹脂製ケースで背面が紙製のものとなっています。

そして本体がプラスチックで出来ているので、見た感じかなりおもちゃっぽい印象です。なので写真映えは残念ながらしません。

とはいえ基本的な性能は問題ないですし、Youtuberのようにデスク周りを公開するような人でなければ気にすることはないでしょう。

高級モデルのような多機能性は無い

アストロのMixAmpと比べて14分の1の価格まで安くしているということで、パッケージや外見以外にもコストを削っている部分があります。それが機能性。

CYBERスマホオーディオミキサーは「2つの音声入力をミックスして1つのイヤホンやヘッドホン、スピーカーから出力する」という機能だけの、実にシンプルな製品となっています。

厳密には音量調節ダイヤルやミュートスイッチといった機能もありますが、アストロのようにゲーム音とボイスチャット音を個別に音量調節・切り替えできたり、EQ(=イコライザ:音質を自分好みに変える機能)などがありません。

なので「もっと多機能な製品が欲しい」「もっと音質にこだわりたい」というような人は、アストロのMixAmpなどを購入したほうが満足度が高いと思います。

 

CYBERスマホオーディオミキサーの感想まとめ

ということで今回はサイバーガジェットが販売している、Switch用激安スマホオーディオミキサーをレビューしてみました。

まとめるとこんな感じ。

ここがGOOD!

  • Switchで手軽にボイスチャットができる
  • XboxやPS4でも全く問題なく使用可能
  • 音質も良く、遅延もないので快適
  • コストパフォーマンスが非常に高い

ここがイマイチ

  • 本体はプラスチックで安っぽい
  • 高級モデルのような多機能性は無い

このことから以下のような人におすすめです。

こんな人におすすめ

  • ゲームをしながらLINEやDiscordでボイチャをしたい人
  • Switchに限らず、PSやXboxでミキサーを探している人
  • とにかく安くてコスパの良いミキサーが欲しい人

CYBERスマホオーディオミキサーはサイバーガジェットが販売している実売価格1,000円前後の格安オーディオミキサーです。

これを使えば普通は専用のアプリを使わないとボイスチャットが出来ないSwitchでも手軽に音声通話を楽しむことができるようになるのはもちろん、Switchのシステム外で行うボイスチャットなので、ボイスチャット対応・非対応関係なくどんなゲームでも通話しながら遊ぶことができるようになります。

ホーム画面などゲームをしていないときでももちろん使えますよ!

また『Nintendo Switch・Lite用』ということで販売されていますが、実際は3.5mmジャックの入出力ポートがあるだけなので、3.5mm出力のある製品であればSwitchを問わずどのようなハードでも接続できるというのもポイント。

そのため、Switchに限らずゲーム機やPCで使える安くて便利なミキサーを探している人に、非常におすすめな製品と言えるでしょう。

特に私の場合はAPEXやDbDなどクロスプレイで他機種のフレンドとパーティーを組むときがあるんですが、普通ならそういった場合はボイスチャットが難しいですが、これがあればLINEやDiscord経由で通話しながらプレイすることができるようになるので、めちゃくちゃ役に立っています。

Astroなどの高級ミキサーのように特別な機能はなく、見た目もプラスチックでチープではありますが、”ゲームとスマホやタブレットの音が同時に聞ければOK”ということであればコスパ最強なので買って間違いなしです。

将来的にAstroなどの本格的なミキサーが欲しいけど予算が足りない!という場合などにも、とりあえずでこのCYBERスマホオーディオミキサーを買っておくのもすすめですし、メインのミキサーが故障したときのために呼びとして持っておくのもアリですね!

最後までご覧いただきありがとうございました!もぶ()でした。

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もぶ

雑食ゲーマー。浅く広くいろんなゲームを遊んでます。 最近はXbox Series Xを手に入れてGamePass三昧。

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