こんにちは、もぶ(@mob_gaming_jp)です。
ゲームのサブスク『Xbox Game Pass』でXboxを知り、Xbox Series S・XやXbox One・One Xを購入したという人も多いと思いますが、海外と国内で遊べるゲームや販売されているタイトルに差があることをご存知でしょうか?
これは何もXboxに限った話ではなく、PS4・5やSwitch、SteamなどのPCゲームプラットフォームでも同様です。
私は通称『箱○』ことXbox 360時代からXboxを遊んでいた(ちなみにOneシリーズは未所持)のですが、当時は海外のタイトルを遊びたい場合、パッケージがある場合は海外からパッケージソフトを輸入し、ダウンロード専用タイトルの場合は海外アカウント作成+海外MSポイント補充してから購入といった、かなり手間をかけないと利用することができませんでした。
ですがXbox One世代からはリージョンフリーとなったことで、海外向けのタイトルも気軽に遊べるように改善されています。
そこで今回はXboxで海外ストアを利用し、海外向けのタイトルをプレイする手順について解説したいと思います。
国内向けタイトルだけでも十分魅力的なものが揃っていますが、海外ストアを使うことで更に多くのソフトが遊べるようになりますよ〜!
こんな人におすすめ!
Xboxで海外ストアを利用する方法が知りたい
Xboxの海外ストアってどんなタイトルがあるの?
Xboxの国内と海外両方で出ているタイトルに違いはある?
Xboxで海外ストアを利用する具体的な手順
ということで早速海外ストアを利用する手順について説明します。※スクショが取れなかったので写りが悪いですが画像は直撮りです。
とは言っても前述したXbox360時代のような複雑な手間はなく、かなり簡単です。具体的には以下の3つだけ。
- 地域設定を変更
- 本体を再起動
- ストアをチェック
ではレッツゴー!
step
1地域設定を変更
Xboxで海外のストアを利用するためには地域設定を海外に変更する必要があります。今回は「北米版」を遊ぶ場合を例にとって行ってみましょう。
まずはホームボタン(Xboxボタン)を押して、プロフィール画面にある『設定』を開きます。
すると『システム』というという欄があるので、そこから『言語と国や地域』を選択。
その後は『国や地域』欄で変更したい国を選択します。
今回は北米を選択しましたが、同様の手順で「香港」などに変えれば香港向けタイトルが遊べます。
step
2本体を再起動
地域設定を変更すると自動で再起動を促すメッセージが表示されます。
ちょっと画像がボケていて申し訳ないですが、指示に従って『今すぐ再起動』を押しましょう。
その後はXbox本体が再起動されます。その際にコントローラーの電源が切れるかもしれないので、切れたときはコントローラーのホームボタン長押しで再接続しましょう。
step
3ストアをチェック
以上で切り替え作業は終了。あとはストアのラインナップを見て遊びたいゲームを購入・ダウンロードするだけですね。
Xbox360時代のようにVPNを使ったり北米アカウントを使ったりする必要がないので、メチャクチャ簡単です。
Xbox海外ストアで遊べるタイトルの例
さて、海外ストアの利用方法がわかったところで、実際にどのようなタイトルが遊べるのか軽くチェックしてみましょう。
なお今回は、
- 地域設定は北米
- Xbox Game Passのラインナップ
- Game With Goldの無料配布タイトル
上記内容で一部を確認してみました。
この他に通常販売されているタイトルにも北米限定のものなどがありますが、今回は調べるのが大変そうなので除外しています。
北米版Xbox Game Pass配信タイトルの例
北米版のXbox Game Passのラインナップにはこんなタイトルがありました。
まずは女性にもファンが多い『キングダムハーツ』シリーズ。
配信されているのは「キングダムハーツ HD1.5+2.5 リミックス」「キングダムハーツ HD2.8 ファイナル チャプタープロローグ」「キングダムハーツ3」の3つ。
3つですが「キングダムハーツ HD1.5+2.5 リミックス」と「キングダムハーツ HD2.8 ファイナル チャプタープロローグ」には本編の他にDLCや映像コンテンツ、そしてGBAなどでリリースされた携帯ゲーム機向けタイトルも含まれていて、この3つでスマホアプリ版以外の全てのキングダムハーツ作品を遊べるようになっています。
続いてはゲーマーならおそらく誰でも知っているであろうRPGシリーズ、『ファイナルファンタジー』です。
配信されているのは「ファイナルファンタジー7」「ファイナルファンタジー8リマスター」「ファイナルファンタジー9」「ファイナルファンタジー12HD ザ・ゾディアックエイジ」の4つ。
どれも名作ですが、特に人気があるのは7や9あたりでしょうか。8もキャラのグラフィックを書き直したリマスター版ですし、12もゲームデザインを再構築した上で追加要素を搭載した完全版なので、シリーズのファンにはかなり嬉しいですね!
また最近Switch版の新作が販売されたことでも話題の『モンスターハンターワールド』もゲームパスにありました。
ただし大型拡張パックのアイスボーンは非対応。ここはちょっと残念ですね。
世界的に人気の海外ドラマ『ウォーキング・デッド』の作品も北米ゲームパスにはありました。
ドラマとは違うオリジナルストーリーが展開されますが、ミショーンと言った人気キャラも登場するこちらのゲームシリーズ。
合計で6作品あるので、全部遊んだらかなりのボリュームになりそうです。
北米版Game With Gold無料配布タイトルの例
Game With Goldも国内と海外では配信タイトルに差がある場合があります。
例えば2021年5月14現在、国内だと以下のタイトルが配信されています。
- オールスターフルーツレーシング
- トラックレーシング:チャンピオンシップ
- レッドファクション:アルマゲドン
これが北米だと、
- アルメロ
- トラックレーシング:チャンピオンシップ
- レゴバットマン:ザ・ビデオゲーム
以上の3本となります。トラックレーシング以外の2つが違うタイトルに置き換わっていますね。
もらえる数が月2~4本で割合的にはかなり大きい為、ここは毎月忘れずにチェックしておきたいところです。
海外ストア向けタイトルの隠れたメリット
海外ストア向けのタイトルには「国内で販売されていないものが遊べる」といった点以外にも、実は以下のようなメリットがあります。
- ゲームによっては日本語字幕&音声あり
- 海外版だと過激な表現でも無修正
- 国内版とは別実績のタイトルも
順に解説しましょう。
ゲームによっては日本語字幕&音声あり
海外ストア向けのタイトルは当たり前ですがその地域に合わせた言語(北米なら英語など)の字幕・音声が基本となっていますが、ラインナップの点で既にお伝えしたようにタイトルによっては日本語の字幕や音声が収録されていて、ゲーム内オプションで変更できるものもあります。
これらは特にスクエニやバンナムといった国内メーカーの作品や、SteamなどのPCプラットフォームで日本語版が販売されているタイトルなどに多い印象です。
なので英語があまりわからなくても普通に遊べるタイトルがたくさんあったりします。
海外版だと過激な表現でも無規制
最近は国内向けに販売されているものでもZ指定レベルの表現を持つタイトルがありますが、あまりに過激すぎるものやCEROのレーティングに引っかかりそうなものは修正してリリースされています。
ですが海外版ではこういった修正がなくそのまま販売されているので、開発会社が表現したかったイメージを損なうことなく楽しむことができるんですよね。
国内版とは別実績のタイトルも
一部のタイトルでは国内版と海外版で別実績のものがあり、同じゲームでも別なゲームの扱いで新たに実績を取得できるものがあります。
例えば私が最近遊んだものだとドラゴンクエスト11S(DQ11S)など。DQ11Sは国内版と海外版では別ゲーム扱いなのでソフトも別々にダウンロードする必要がありますが、実績も別なので合わせて2000Gまでゲーマースコアを稼ぐことができます。(ちなみに一部の実績ポイントが国内版と違います)
なのでゲーマースコアを高くしたい人は海外版もプレイするのがおすすめです。自分は飽きるのでやりませんが・・・(笑)
海外ストアを使ってより深くXboxを楽しもう
ということで今回はXboxで海外ストアを使う具体的な手順や海外向け配信タイトルの例、そして意外と知られていない海外向けタイトルの隠れたメリットなどについて記事にしてみました。
昨今のXboxはゲームパスのおかげで国内でも数百タイトル以上と非常に多くの作品を遊ぶことができます。なので正直それだけでも十分なんですが、海外ストアも活用することでより深くXboxを楽しむことができますよ。
また国内でリリースされている作品でも海外版だと別実績だったり表現が規制されずそのままのタイトルもあるので、一度遊んだタイトルを海外版で再度プレイしてみるのもおすすめ。
Xbox360時代と違ってリージョンフリーとなった現在は非常に手軽に海外ストアにアクセスできるので、まだ利用したことが無いという人はこの機会に是非触れてみてはいかがでしょうか!
最後までご覧いただきありがとうございました、もぶ(@mob_gaming_jp)でした。