こんにちは、もぶ(@mob_gaming_jp)です。
私は毎日1時間ほどジョギングを続けているんですが、最近愛用中だったワイヤレスイヤホンがジョギングの最中に落ちて壊れてしまいました。
そこで代わりのイヤホンを探していたところ、アクティブノイズキャンセリング&ハイレゾ対応で7,000円台で購入できるという高コスパな製品を見つけて、思わず即購入してしまいました!
それが今回紹介する【SOUNDPEATS Mini Pro HS(サウンドピーツミニプロHS)】です!
ノイキャンやハイレゾ以外にも多数の機能が搭載されているので、1万円以下で多機能な最新ワイヤレスイヤホンを探している人は是非参考にしてみてください。
ポイントを3秒で解説!
安いのにノイキャン、パススルー、ゲーミングモード搭載
ハイレゾ(LDAC)対応&専用アプリのイコライザー機能で高音質
ワイヤレス充電には非対応
SOUNDPEATS Mini Pro HSの概要|こんな製品
今回購入した商品はこちら。
製品名 | Mini Pro HS |
ブランド | SOUNDPEATS(サウンドピーツ) |
Bluetooth バージョン | 5.2 |
ドライバー構成 | 10mmダイナミックドライバー |
再生可能時間 | 8時間(充電ケース併用28時間) |
充電ポート | USB-C |
イヤホンタイプ | カナル型 |
操作タイプ | タッチ式 |
対応コーデック | AAC,SBC,LDAC |
製品サイズ | 本体寸法(L*W*H):60*22.5*48 mm(ケース込み) |
製品重量 | 約4.97g(イヤホン/片側) 約37.5g(充電ケース+イヤホン両側) |
主な機能 | IPX5防水、アクティブノイズキャンセリング(ANC)、ハイレゾ対応、パススルーモード(外音取り込み)、ゲームモード(低遅延)、片耳使用可、イコライザー、専用アプリ |
価格 | 7,980円 |
以下Amazonより引用。
【情報量はCDの約6.5倍! ハイレゾワイヤレス対応新モデル】
人気モデル「SOUNDPEATS Mini Pro」の音質・機能性をさらにアップグレードした上位モデル。CDを上回る高音質な音源として知られるハイレゾ音源の再生に対応し、CDの約6.5倍(※)の情報量があり、最大20Hz~40kHz(従来型コーデックは20Hz~20kHz)という広い再生帯域をカバーすることで、より原音に近いサウンドをお楽しみいただけます。(※サンプリングレートが192kHz/24bitのハイレゾ音源の場合)【生きた音をそのまま届ける、最高音質コーデックLDAC対応】
ハイレゾ相当の高音質で聴けるLDACコーデック技術をサポートしています。従来のBluetoothコーデック技術であるSBCと比べも約3倍の情報量で伝送でき※、最大990kbpsの伝送レートを確保することで96kHz/24bitまでの音質伝送を実現しました。声や楽器の微妙なニュアンスがすごくわかりやすくなり、作り手が意図した音をそのまま届けます。アクティブノイズキャンセリング機能と組み合わせることで、圧倒的な静寂の中で、心ゆくまで高音質の音楽をご堪能いただけます。(※ハイレゾコンテンツをLDACコーデックの最大転送速度990kbpsで伝送する場合。)【想像を超える水準、最大40dB低減のアクティブノイズキャンセリング】
フィードフォワードとフィードバックを組み合わせたハイブリッド方式を採用、雑音と逆位相の周波数の音を発し、相殺させて周囲の雑音を消します。独自のノイズキャンセリング技術を採用しながら、マイクの位置も最適化することで、風切り音低減や最大40dBという高いノイズ低減性能を実現しました。地下鉄や航空機内などの騒々しい場所でも、走行音や周囲の話し声など雑音を軽減し、音楽だけを楽しめます。また、イヤホンを着けたまま、会話やアナウンスが聴ける外音取り込み機能にも対応しています。【ナチュラルで繊細な音、10mmダイナミックドライバー】
ナチュラルで繊細な音が楽しめるバイオセルロース製の振動板を採用。10mmダイナミックドライバーを搭載することで、再生帯域の広さや中低域の厚みや音の勢いを自然に確保できます。深く沈み込みながらレスポンスの良い低域、立体感のある中域、さらには高い解像度を誇る高域を、優れたバランスで実現します。原音に近いものを作り出す再現力はそのままに、さらに卓抜した表現力と深い情感がクリアに再生されます。【バッテリー切れを気にせず、一日中音楽を楽しめる】
コンパクトサイズながらイヤホン単体で最大8時間、充電ケース併用で最大28時間の音楽再生ができます。オンライン会議や動画視聴はもちろん、出張など長時間の外出時にも、バッテリーを気にすることなくお使いいただけます。(※再生可能時間は音楽再生時の時間であり、音量、再生する内容、使用環境によって異なります) また、ENC通話ノイズキャンセリング機能を導入し、ノイズリダクション機能を搭載した6つ(左右のイヤホンに各3基)のマイクが周囲の雑音を除去し、通話相手にあなたの音声をより大きくクリアに伝えます。テレワークやWEB会議にもおすすめです。
SOUNDPEATS Mini Pro HSは主にAmazonや楽天市場で販売されている人気イヤホンブランド、SOUNDPEATS(サウンドピーツ)製の最新フルワイヤレスイヤホンです。
7,000円台という価格ながら、この価格帯では珍しくアクティブノイズキャンセリング(ANC)を搭載しているのが大きな特徴。
これにより移動中などに周りから聞こえてくる騒音をカットしてくれるので、音楽をより集中して聞くことが出来るようになっています。
しかも前世代モデルであるMini Pro(無印)よりもバッテリー容量は1時間(充電ケース使用時は7時間)アップし、ノイズキャンセリングの性能も5dbアップと更に快適に使えるように生まれ変わりました。
しかもハイレゾのコーデックであるLDACにも対応するようになったので、安いのに機能満載&高音質なワイヤレスイヤホンに仕上がっています。
SOUNDPEATS Mini Pro HSの外観
ということで早速商品の方見ていきましょう。
パッケージ開封〜本体・付属品
パッケージはこんな感じ。
めちゃくちゃキラキラしててゴージャスなパッケージです。なんか描かれてる女性もオシャレ!!
裏面。
裏面もキラキラしてますが、こちらは女性ではなくイヤホン本体の画像が掲載。
またハイレゾやLDACに対応している表示があります。
箱は蓋を上へ持ち上げるような弁当箱スタイルになっていました。
蓋を取ると中に説明書などがまとめられた四角いケースが。そのケースを持ち上げると本体が見えてきました。
セット内容は以下のとおりです。
SOUNDPEATS Mini Pro HSのセット内容
- Mini Pro HS ワイヤレスイヤホン 本体
- 充電ケース
- 充電ケーブル
- 交換用イヤーピース 2種(S、L) ※Mは装着済み
- 取扱説明書
まずは付属品からチェックして行きましょう。
こちらは説明書類が入った四角いケース。
開くと説明書類が登場します。
説明書にはもちろん日本語の記載があるので安心。
ちょっと厚い紙で包まれているこちらには、
交換用のイヤーピースが入っていました。
SサイズとLサイズがそれぞれ2つずつあって、Mサイズはイヤホンに標準で装着されています。
ケースの奥深くにしまってあった充電ケーブル。
充電ケーブルは15cmくらいしかなく、流石に短いので他のケーブルを使ったほうが良いですね。
次に本体をチェック。本体(ケース)はiPadなどを包んでいるのと同じような、薄いシートで覆われていました。
ぺりぺりと剥がすとケースが登場。
ケースは全体にラメ風の細かな金ドットが塗装されています。
前作Mini Proでは無地の黒いケースだったので、差別化されている外観の一つです。
ドットはさておき、ケース自体は艶なしのマットブラック塗装なので質感は悪くありません。
安い製品だとやたら光沢のあるピアノブラック塗装を使いがちですが、Mini Pro HSにはそんなチープさがありません。
中央部分にはSOUNDPEATSのロゴと、小さなLEDランプがありました。
このLEDはケース内バッテリーの残量を示していて、蓋を開け閉めしたときや充電時に点灯します。
バッテリーが減るごとに緑→オレンジ→赤に変わります。
ケース裏面。
ケースの裏面には充電用のUSB-Cポートがあります。
残念ながらワイヤレス充電には対応していないので、ケーブルは必須です。
左右や底面には特に何もありません。
本体が丸っこくツルツルとしているので自立はせず。
問題ないとは思いますが基本的にデスクなどに置く場合は写真のように寝かせることになります。
ケースはAir Podsのように上部が開くタイプです。
※ケースだけだと自立しないので箱に入れて撮影。
ケースを開けるとイヤホンに電源が入るようで、赤いランプが付きます。
数秒間スマホなどに接続されないと自動で電源OFFになって消灯されます。
イヤホン本体を取り外すと中に充電端子が見えました。
こちらがイヤホン本体です。
本体の表には金色でSOUNDPEATSのSマークが印字してありました。
前作のMini Proだとシルバーなので、ここもHSで変わった外観となっています。
裏面。端子部分には保護テープが付いていました。
イヤーキャップを取り外したところ。
試してはいませんが、一応他社製のイヤーピースでも装着できそうな感じです。
ケースと一緒に並べてみました。
いわゆる”うどん型”じゃないので、かなりコンパクトです。
SOUNDPEATS Mini Pro HSの重量
SOUNDPEATS Mini Pro HSの重量も測ってみました。まずはケース込みの重さから。
イヤホンとケースを合わせた重量の実測値は、27.9gでした。
ケース自体も小さく重量も軽いので、持ち運びなどで困ることはないでしょう。
次に本体のみの重量。
SOUNDPEATS Mini Pro HS本体の重量は、片耳で4.9gとなりました。
これだけ軽ければつけていて疲れるような心配はなさそう。
SOUNDPEATS Mini Pro HSの外観は以上です。
SOUNDPEATS Mini Pro HSの使用感・所感
では次にSOUNDPEATS Mini Pro HSを実際に使用してみての感想やレビューをまとめていきたいと思います。
アクティブノイキャンで音楽に集中できる
SOUNDPEATS Mini Pro HSには、前世代であるMini Proから引き続きアクティブノイズキャンセリング(ANC)が搭載されています。
アクティブノイズキャンセリングとは周囲の雑音と逆相違の音・波長を流すことで相殺し、まるで雑音がなくなったかのように感じる仕組みのことです。
このアクティブノイキャン、Mini Proでは35dbという性能だったのがMini Pro HSでは40dbと更にパワーアップ。このおかげでより効果的にノイズを消してくれるようになりました。
私は普段毎日1時間ほどのジョギングで使っているんですが、ANCをONにすると道路から聞こえる車の走行音やエンジン音がめちゃくちゃ静かになって、まるで電気自動車とすれ違うときのような印象になります。
またOFFのときだとジョギング中の足音や衣類が擦れる音などが聴こえますが、ONにするとそれらが聞こえなくなってまさに”音楽だけの世界”に入っている感じになりました。
外音取り込みモードで会話がしやすい
Mini Pro HSもそうですが、耳の穴の中にイヤーピースを入れ込むカナル型のイヤホンを使っているとそれだけでも遮音性が高くて周りの音が聞こえにくくなりますよね。そんなときに便利なのが外音取り込みモード(パススルーモード)です。
このモードをONにするとイヤホンの外の音をマイクで集音してイヤホンから流してくれるので、一般的なカナル型イヤホンに比べて装着時の聴こえやすさがグーンとアップします!
なので例えばイヤホン装着時に人に話しかけられるような場面だったり、狭い通路で車やバイクが接近するような場所で使用するとかなり恩恵を受けることが出来るのではと感じました。
ただ外音取り込みモード中はマイクでイヤホンの外の音を取り込むことになるので、風が強い日などは風切り音がちょっと気になる時がありました。
低遅延モードで動画やゲームが違和感なく楽しめる
あまり大々的にアピールされていないですが、実はSOUNDPEATS Mini Pro HSは低遅延モードも搭載しています。
普段使っている人ならわかると思いますが、一般的なBluetoothイヤホンはどうしても音の遅延が発生してしまいます。
音楽を聞くだけであればあまり問題はないのですが、例えば映画やゲームなど、音と映像を同時に楽しむようなコンテンツの場合、遅延が酷いとまともに楽しめなくなっちゃうんですよね。
そんなときに便利なのがこの低遅延モード(いわゆるゲーミングモード)で、ONにすることで通常時よりも大幅に遅延を低減することができるようになります。
Mini Pro HSは通常のモードでもそこまで遅延は気にならなかったのですが、このモードをONにして実際に使ってみたところ、映画やYoutubeなどの動画はもちろん、ゲームなどでもほぼ違和感なくプレイできるようになりました!
ただし製品としてはあくまで音楽用のイヤホンなので、音ゲーや格ゲーなどフレーム単位の正確性が求められるようなゲームの場合は、より低遅延に特化したゲーミングイヤホンを購入することをおすすめします。
価格の割に音質が良い&ハイレゾ対応
SOUNDPEATS Mini Pro HSは7,000円台、セールやクーポンを使うと更に安く購入できるイヤホンなので、正直音質にはそこまで期待していませんでした。
ですが実際に聴いてみると低音から高音までバランスが良いというか、フラットな感じに聴こえました。
流石に有線イヤホンや大型ドライバーを搭載したヘッドホンなどに比べるとどうしても低音の迫力などは負けますが、個人的には完全ワイヤレスかつこの価格帯でこの音質なら十分満足できるレベルです。
また専用アプリのイコライザーを使うことで自分好みの音質に微調整できたり診断機能で自分の耳に合わせた音質に設定することもできるので、これらを使うことでより聴き心地を上げることもできます。
しかもスマホやDAPなどでLDAC対応製品を持っていれば、ハイレゾ音質で音楽を楽しむことも出来るようになります。
なので普段から様々なイヤホンや数万円レベルの高級イヤホンを使っている人からすれば物足りないでしょうが、そこまで強いこだわりがない人であれば全く問題ないと感じました。
各モードの切り替えがやや面倒
SOUNDPEATS Mini Pro HSはタッチで操作するワイヤレスイヤホンで、操作方法を変えることはできません。
音楽の再生やスキップなどは1タップ・2タップなどで済むので良いのですが、気になったのは前述したANCや低遅延モードなどの切り替え操作に関して。
これらのモードを切り替える場合、左耳のイヤホンを1.5秒間(低遅延モードは3秒間)押し続ける必要があります。
この1.5秒が以外に長くて、例えばANCでノイキャンONで歩いているときに知り合いに遭遇して話しかけられたとすると、イヤホンを1.5秒押し続けてモード変更するよりも片方外してしまったほうがてっとり早いんですよね。
しかもモード切り替えは「ひとつ前のモードに戻る」というようなことができず、通常モード>ANCモード>外音取り込みモードを順に巡ることになります。つまり通常モードで使っている場合に外音取り込みモードにするには合計3秒間押しっぱなしにしないといけないということですね。
他社製のイヤホンだと専用アプリ内で各操作方法を変更するっことができたりしっますが、残念ながらMini Pro HSでは今のところ操作変更はできません。(今後ファームウェアアップデートで出来るようになる可能性はあります)
なので私は基本的に使用中はモード変更をせず、使用前にその用途にあったモードにしてから使っています。
ワイヤレス充電には非対応
おそらく人によっては大きなマイナスポイントになるかもしれませんが、外観の項目でもお伝えしたようにSOUNDPEATS Mini Pro HSはワイヤレス充電には非対応となっています。
iPhoneとAir Podsのように最近はスマホとイヤホンをまとめてワイヤレスで充電する人が多いと思いますが、Mini Pro HSは残念ながらUSB-Cの有線充電にしか対応していないので、別途ケーブルを用意する必要があります。
私の場合はスマホが対応していないこともあって未だにワイヤレス充電を使っていない為別になんとも思わないのですが、普段ワイヤレス充電を活用している人は注意する必要があります。
SOUNDPEATS Mini Pro HSの感想・レビューまとめ
ということで今回はSOUNDPEATSから新たに登場した完全ワイヤレスイヤホン、Mini Pro HSをレビューしてみました。
まとめるとこんな感じ。
ここがGOOD!
- キラキラしてゴージャスなパッケージ
- マットで質感や肌触りの良いケース
- コンパクトで軽量な本体
- 音質は価格の割に良い(LDAC対応で更に高音質を楽しめる)
- アクティブノイズキャンセリングで音楽に集中できる
- 外音取り込み(パススルー)モードで会話も聞きやすい
- 低遅延(ゲーミング)モードで動画やゲームも楽しめる
ここがイマイチ
- 外音取り込みモードは風切り音が気になる
- モードの切替がやや手間で操作方法の切り替えができない
- ワイヤレス充電に非対応、付属の充電ケーブルは短い
このことから以下のような人におすすめです。
こんな人におすすめ
- 7,000円前後で高コスパな完全ワイヤレスイヤホンが欲しい人
- ANCやパススルー、低遅延モード、LDAC対応イヤホンを探している人
- 充電は有線でも問題ない人
SOUNDPEATS Mini Pro HSは7,000円を切る価格で購入できる製品でありながら、多くの機能が盛り込まれた新作完全ワイヤレスイヤホンです。
集中して聴きたいときは前世代から更に進化したアクティブノイズキャンセリングをONにすることで、ノイズが大幅にカットされて音楽の世界に入り込むことができますし、外の音に気をつけながら使用したい場合は外音取込みのパススルーモードをONにすれば、会話や車の音なども聞き取りやすくなります。
また映画やゲームを楽しむ場合には低遅延・ゲーミングモードをONにすると通常よりも更に遅延の少ない状態になり、違和感なく作品を楽しむことが出来るようになります。
このように様々な機能があるのでこれだけでも優秀ですが、更にハイレゾコーデックであるLDACに対応しているというのもポイント。
これだけ詰め込んで7,000円台、セールやクーポンを利用すれば更に安く購入できるので、とにかくコストパフォーマンス最強なワイヤレスイヤホンとなっています。
気になる点としてはワイヤレス充電には非対応ということ、またパススルー時の風切り音と操作切り替えがやや面倒ということ等がありましたが、それらを考慮しても十分・・・というか魅力のほうが大きい製品だと感じました。
最後までご覧いただきありがとうございました!もぶ(@mob_gaming_jp)でした。